実写版『白雪姫』は19世紀の中国が舞台!『トイ・ストーリー3』脚本家と交渉中!!
現在ハリウッドでは3本の「白雪姫」を題材とした映画の制作が進行中だが、その中で、ディズニーが手掛け、ナタリー・ポートマンが主演するといわれていた映画『スノー・アンド・ザ・セブン(原題) / Snow and the Seven』の脚本家に、映画『トイ・ストーリー3』のマイケル・アーントが交渉中であることがわかった。ハリウッド・レポーターによると、このディズニー版『白雪姫』は、なんと19世紀の中国が舞台。ディズニーが2002年からあたためている企画だという。
ディズニーが映画『スノー・アンド・ザ・セブン(原題)』の脚本家に交渉中のマイケル・アーントは、第83回アカデミー賞の長編アニメーション部門にノミネートされた『トイ・ストーリー3』で、今年のアカデミー賞でも注目の人物。しかし、すでに映画『リトル・ミス・サンシャイン』で第79回アカデミー賞脚本賞を受賞済みの実力派だ。今回の『スノー・アンド・ザ・セブン(原題)』では、19世紀に父親の葬式のために香港の実家に帰宅。継母にいじめられ、中国本土に逃げ帰り、“七人の小人たち”に癒やしを求めるという設定がすでに決定している。メガホンを取るのは、映画『アイ・アム・レジェンド』『コンスタンティン』のフランシス・ローレンス監督で、主演にはナタリー・ポートマンが決まっていたが、現在妊娠中のため、代役を立てるのではないかといわれている。
なお、ほか2本進行中の「白雪姫」をもととした映画は、先日シャーリーズ・セロンの継母役が発表されたユニバーサル・ピクチャーズが手掛ける『スノー・ホワイト・アンド・ザ・ハンツマン(原題)/ Snow White and the Huntsman』と、Relativity Mediaが手掛ける『ザ・ブラザーズ・グリム: スノー・ホワイト(原題) / The Brothers Grimm: Snow White』。後者は、映画『落下の王国』『ザ・セル』のターセム・シン監督がメガホンを取ることが決定しており、ジュリア・ロバーツの継母役を熱望しているそうだ。公開はディズニー版が2013年を予定、そのほかの二つが2012年を予定しているが、短期間に封切られる三つの「白雪姫」の物語に、観客は混乱してしまいそう……ディズニー版に、マイケルの参加が決まれば、1番の期待作はディズニー版!? 三つの「白雪姫」の物語に注目だ。