美女2人を直撃!「ゴシップガール」のレイトン・ミースター、「チャーリーズ・エンジェル」ミンカ・ケリー
アメリカの人気テレビドラマ「ゴシップガール」のレイトン・ミースターと、テレビドラマ「フライデー・ナイト・ライツ(原題)/ Friday Night Lights」のミンカ・ケリーが共演した新作『ザ・ルームメイト(原題) / The Roommate』について語った。
同作は、大学の寮で暮らすことを決めた女子大生サラ(ミンカ・ケリー)は、レベッカ(レイトン・ミースター)とルームメイトとなり、徐々にその友情を育んでいくが、ある日レベッカの自宅を訪れたさいに、レベッカにはいわく付きの過去があることを知った途端、サラの周りで奇怪な出来事が起き始めていくというスリラー作品。ミンカ・ケリーは、新生テレビ版「チャーリーズ・エンジェル」の3人のエンジェルの1人として選ばれ、さらに米エスクワイア誌で「2010年最もセクシーな女性」に選ばれている注目度の高い女優。一方、レイトン・ミースターも全米で大ヒットしている「ゴシップガール」で人気を博し、さらに話題の映画作品に出演し始め、これから要注目の女優だ。
まず、このサラ役でのチャレンジについてミンカは「全体を通してチャレンジだったと思うわ。わたしの役は、レイトンが演じたレベッカの行動に、最初はあまり驚かない設定で、むしろ観客やこのサラの周りに居るキャラクターのほうが、明らかにこのレベッカが狂っていることがわかるんだけれど、もし現実で自分の周りにいる友人や恋人が、精神的な問題を抱えたりしていたら、意外と彼らのために理由付けをして、かばってあげたりするでしょ。それは、彼らにベストを望んでいるから。だからサラもレベッカに対して、最初はそういう(かばってあげるような)関係で、わたしはその関係に真実味を持たせる演技をするのに苦労したわ」と語った。
次に、精神的な問題を抱えるレベッカ役のリサーチについてレイトンは「実は、この時期はすでに『ゴシップガール』の撮影を終えていて、ゆっくりこの映画に向き合う時間があったの。実際に裁判所で、精神異常者の犯罪などを担当している精神科医たちに会って、彼らの話を聞いたわ。あえて、その詳細は言えないけれど、なぜ精神的に問題のある人たちが、そういう行動に出るのか、それは彼らの両親との関係や体験による特定された理由だけでなく、愛情の欠乏や過去にも理由があったりするの。その精神科医の一人が、この映画のキャラクターをわたしにわかり易く説明してくれたのは、レベッカにとって、サラの愛情は人生そのものであるということだったの」と語った。まずは自分にとって理解しやすいキャラクターのアプローチをしたようだ。
この二人は、この映画で共演する前からすでに友人関係にあったそうだ。「わたしが16歳のときに、ミンカと共に南アフリカでコマーシャルの撮影に参加したことがあったの。そのときに、これから彼女とずっと友達でいたいと思ったわ。わたしたちは結構ほかの人たちからよく似ていると言われることがあって、ミンカの母親もわたしの母親によく似ているの。だから、二人がこの映画で共演することになったときは、すごく興味深いことだと思ったわ」と語ったレイトンは、たまに街でミンカ!と呼び止められることもあるそうだ。
最後に、ミンカは上記でも挙げたように、テレビドラマ「チャーリーズ・エンジェル」に出演が決定し、現在ヤンキースの主将デレク・ジーターと交際中でもある。一方レイトンは、セレナ・ゴメスと共演する映画『モンテカルロ(原題) / Monte Carlo』が控えている。今後の彼女たちの活躍に期待したい。
(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)