背筋も凍る新・富江役に元グラドル&現取締役の仲村みう!AKB48も出演する『富江』シリーズ第8作公開決定!
漫画家・伊藤潤二の代表作「富江」シリーズの劇場版最新作『富江 アンリミテッド』が5月に公開されることがわかった。本作で『富江』シリーズの劇場版は8作目となるが、初めて主人公の月子と富江が姉妹という設定だ。過去に菅野美穂も演じた富江には、元グラビアアイドルで現在、所属事務所の取締役としての顔も持つ仲村みうがふんし、荒井萌演じる月子の友人役としてAKB48のメンバーでユニット・渡り廊下走り隊7としても活躍している多田愛佳が抜てきされた。
富江といえば、黒く長い髪と左目の泣きぼくろが印象的で、妖艶(ようえん)な雰囲気も特徴的なキャラクター。劇場版第一作となる『富江 tomie』(1999年)では、菅野美穂が富江を演じ話題をさらった。そのほかにも宮崎あおいや妻夫木聡、窪塚洋介、山口紗弥加、あびる優などそうそうたる顔ぶれが出演してきた本人気シリーズ。最新作では主人公の月子をモデルとしても活躍中の女優・荒井萌が演じ、富江に仲村みうを迎え、シリーズで初めてとなる月子と富江の姉妹役に挑む。
高校の写真部に属する月子が帰宅途中、自身が思いを寄せていた先輩と姉・富江が一緒にいるところを目撃。美しい富江に負い目を感じながらも月子はシャッターを切り続けていたが、富江は建設中の建物から落下してきた鉄骨に刺さってしまい死亡する。しかし1年後、死んだはずの富江が家に帰ってくる……という背筋の凍るストーリーだ。月子の友人役としてAKB48で渡り廊下走り隊7のメンバーでもある多田愛佳が出演。荒井や仲村らと共に、フレッシュな魅力でキュートなセーラー服姿も披露する。彼女たちの好演にも注目が集まる。
監督は、先日第40回ロッテルダム国際映画祭で『電人ザボーガー』がワールドプレミア上映されたばかりの鬼才・井口昇が務める。『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』や『ロボゲイシャ』などで見せた独特で奇抜な演出が、本作にどう発揮されているのかも見どころの一つだ。
映画『富江 アンリミテッド』は5月14日より新宿バルト9ほか全国公開