ディズニーの傑作『ファンタジア』がブルーレイに登場!クラシック音楽とアニメ、究極の融合がここに!
音楽をアニメーション映像で表現したディズニーのアニメーション映画『ファンタジア』が製作70周年を記念してブルーレイ化されることが明らかになり、それに合わせて本編映像の一部が公開された。今回公開されたのは、本作の誕生のきっかけにもなった「魔法使いの弟子」で、魔法使いの弟子であるミッキーマウスのユーモラスな演技が楽しい作品だ。
ディズニー映画『ファンタジア』より「弟子の目覚め~魔法使いの弟子」本編動画
ミッキーマウスが水浸しになって目覚めるところから始まる本動画は、ポール・デュカスの交響詩「魔法使いの弟子」がモチーフになっており、師匠の目を盗んで魔法を試したミッキーマウスと魔法をかけられたホウキのどうにもかみ合わないやり取りが見どころ。動画を観てもわかるように、パントマイムだけですべてを表現しながらもストーリーがわかるのは、鳴り響く音楽とアニメーション映像が見事にマッチしているから。1940年の制作にもかかわらず、音楽とアニメの融合を目指したディズニーの一つの頂点とも呼べる作品となっている。
本作は、11人の監督、60人以上のアニメーター、100人を超えるオーケストラ、1000名を超えるスタッフが3年を費やして制作したという超大作。ディズニーの映画の中でもとりわけ芸術性が高いとされているが、公開後70年が経過しても一向に古びていないことからもそれは明らか。公開当時、本作が世界初のステレオ音声作品だったというように、今回ブルーレイ化されるに当たって映像はもちろん、徹底的にこだわった音響面も臨場感あふれる高音質にグレードアップ。レオポルド・ストコフスキーが指揮を務めた、フィラデルフィア交響楽団演奏による選び抜かれたクラシックの名曲8曲は、まさに時代を超えて輝く名演奏だ。
また、今回公開された「魔法使いの弟子」は、『ファンタジア』制作60年の2000年に公開された映画『ファンタジア 2000』にも、旧作から唯一収録された作品。まさにディズニーの『ファンタジア』を代表する存在であり、4月23日には魔法使いの弟子・ミッキーマウスが主役の新エンターテイメント「ファンタズミック!」が、東京ディズニーシーに登場することも発表されている。
ブルーレイ『ファンタジア ダイヤモンド・コレクション』は4月20日にウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンより発売 価格: 3,990円(税込み) DVD『ファンタジア スペシャル・エディション』(税込み価格: 2,940円)、『ファンタジア ダイヤモンド・コレクション&ファンタジア2000 ブルーレイ・セット』(税込み価格: 6,090円)も同時発売