アカデミー賞の主役は候補者たちだけじゃない!?豪華な顔ぶれが勢ぞろいのプレゼンターたち!
第83回アカデミー賞
授賞式まで残すところと1週間なった第83回アカデミー賞。誰がオスカーを手にするかが気になるところだが、候補者の紹介や、受賞者の発表を行うプレゼンターとして出演するセレブたちの顔ぶれも注目の的だ。基本的には、去年の受賞者が今年の受賞者にオスカー像を授与するというのが授賞式の定番となっているが、その顔ぶれはさまざま。プレゼンターとして出演が決定している日本でも名の知れたスターたちを、オスカーへのノミネート経験や受賞歴と共にリストアップした。(並びはアルファベット順)
アネット・ベニング
今年で4度目のノミネーションとなったアネット。プレゼンターとしてだけでなく、受賞者としても登壇したいところ。
ハル・ベリー
2001年に映画『チョコレート』にて主演女優賞を受賞。
ジェフ・ブリッジス
2009年の映画『クレイジー・ハート』での演技で主演男優賞を獲得。今回は『トゥルー・グリット』で主演男優賞候補に挙がっている。
サンドラ・ブロック
前回『しあわせの隠れ場所』で主演女優賞を獲得。
ロバート・ダウニー・Jr
1992年は『チャーリー』で主演男優賞候補に、そして2008年、ベン・スティラーが監督したコメディー映画『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』で、黒人を演じるため、手術で皮膚を黒くしてしまうほど演技にのめりこむ俳優役で助演男優賞候補となったが、受賞歴はなし。
トム・ハンクス
1993年に映画『フィラデルフィア』、そして翌年『フォレスト・ガンプ/一期一会』で2年連続主演男優賞獲得の快挙を達成。トムはこれまでにも『ビッグ』、『プライベート・ライアン』、そして『キャスト・アウェイ』でもノミネーション経験がある。
ヒュー・ジャックマン
アカデミー賞受賞歴はないものの、2009年の授賞式では歌って踊れる司会者として登場。大好評を博し、アカデミー本部から再登板のお誘いがあったものの、スケジュールの都合でパス。今年度はプレゼンターとして顔を出すこととなった。
ニコール・キッドマン
2002年に『めぐりあう時間たち』で主演女優賞受賞。今回は『ラビット・ホール(原題)/Rabbit Hole』で主演女優賞にノミネートされている。
ジュード・ロウ
1999年にマット・デイモンと共演した『リプリー』で助演男優賞に、そして2003年は『コールド マウンテン』で主演男優賞にノミネート経験あり。
グウィネス・パルトロー
当然ながら女優が本業の彼女だが、今年の授賞式では歌曲賞でノミネートされている映画『カントリー・ストロング(原題) / Country Strong』の主題歌「カミング・ホーム」を歌う歌手として登場する。
マリサ・トメイ
1992年に『いとこのビニー』で助演女優賞を受賞しているマリサ。今年は本番のプレゼンターだけでなく、アカデミー科学技術賞の授賞式司会にも抜てきされた。
オプラ・ウィンフリー
自分の名前を冠したトーク番組の司会者で、米国では大統領の次に影響力を持つ人物と言っても過言ではないオプラー。実は女優として映画『カラー・パープル』の演技で1985年に助演女優賞候補となった経験があり、前回作品賞にノミネートされた映画『プレシャス』のプロデューサーを務めるなど、マルチな才能を持つ。
そして今年の授賞式司会者はフレッシュな顔合わせとなる、アン・ハサウェイとジェームズ・フランコの2人。これだけの豪華な顔ぶれが一堂に会する機会は、アカデミー賞授賞式以外ではあまりなく、この祭典を視聴する価値のあるイベントとしている。
アカデミー賞授賞式は、現地時間2月27日にコダック・シアターで開催。日本ではWOWOWにて2月28日午前9時30分より生放送される。
(文・取材:アケミ・トスト/Akemi Tosto)