相武紗季が初の母親役!工場の事務員でシングルマザー!そんな相武に恋するのは映画初主演の小籔千豊!
第3回沖縄国際映画祭で上映される映画『FLY!~平凡なキセキ~』で、女優の相武紗季が初めて母親役に挑んでいることがわかった。相武は、小学校1年生の男の子を育てるシングルマザーで、これが映画初主演となる吉本新喜劇の座長・小籔千豊が演じる、さえない男に恋心を抱かれるという工場事務員・ななみを演じている。
『FLY!~平凡なキセキ~』は、大阪を舞台に町工場のさえない工員・満男(小藪)が片思いしているななみ(相武)との恋や、遠い星から偶然やってきた宇宙人(温水洋一)との友情を描くヒューマン・コメディー。相武をはじめ、モテない宇宙人にふんする温水や大杉漣、笹野高史、本仮屋ユイカ、西田敏行ら豪華な面々が顔をそろえている。
そんな共演者について小籔は、「小藪が主演する映画、しょーもない映画ちゃうかと思ってはると思いますが、しょーもないのは僕だけでございます」と自虐交じりに語り、「周りはとんでもない方々ばっかりですよ。すごいです」と感激の様子。
本作でメガホンを取るのは、「M-1グランプリ」などでディレクターを歴任し、現在は「探偵!ナイトスクープ」のチーフディレクターとして活躍している近藤真広。近藤監督は本作について「モテへん男はとんでもないことをします」と期待感をあおるコメント。「なぜなら経験していないことが多すぎて、何をしでかすかわからへんから。ブサイクな男は優しいです。それは優しさしか取り柄がないから」とちょっぴり切なくも勇気を与える内容であることを示唆した。
また、「平凡な日常にとんでもなく優しい『キセキ』を起こします。あったか~い映画です」と本作の見どころをアピール。本作は、相武の初母親役、小藪の初映画主演、超豪華出演陣という話題性だけでなく、ドラマ部分にも期待できる一作に仕上がっている。
映画『FLY!~平凡なキセキ~』は3月18日から27日まで開催される第3回沖縄国際映画祭にて上映される。