一青窈、書き下ろしの新曲「泣きべそ」、涙が止まらない催涙弾映画と言われる『唐山大地震』のイメージソングに決定
人気歌手・一青窈(ひととよう)の書き下ろした新曲「泣きべそ」が、中国において映画『アバター』『レッドクリフ』を超えるオープニング成績を記録した話題の感動作『唐山大地震 -想い続けた32年-』のイメージソングに決定した。配信限定シングルとして、3月23日に配信が開始される。
昨年はアルバム「花蓮街」のリリースと全国ツアー、そして代表曲「ハナミズキ」の映画化など、大活躍だった一青窈。配給会社から本作のイメージソング書き下ろしを依頼された後、国外で本作を観ていた知人の勧めもあって本作を鑑賞した彼女は、作品に込められた「生きる力」に深い感銘を受け、依頼を承諾。自分の生まれた年である1976年に中国で発生し、多数の犠牲者を出した唐山地震を舞台とする本作に、楽曲を提供することとなった。作品の内容をより深く表現するため、中国語の歌詞にも挑戦している。
聴く人に、心を強く持って生きていって欲しいという気持ちで詞を書いたという一青窈は「空を抱きしめる時に、涙ごと自分も抱きしめてあげるように、この歌を聴いて、心が温かくなってくれたらいいなと思います」と楽曲に対する思いをコメント。「泣きべそ」というタイトルには、弱いイメージではなく、強い心と表裏一体のものであるという意味を込めているそうだ。この『唐山大地震』は、本国ではあまりの感動で涙を抑えられないためか、「催涙(さいるい)弾映画」とも呼ばれているという。
そして一青窈は本作が地震がテーマだけに、先日ニュージーランドで発生した大地震について、「22日にニュージーランドを襲った地震で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。一日も早い心と生活の復興をお祈り申し上げます」とお見舞いコメントを寄せた。
配信限定シングル「泣きべそ」は3月23日よりiTune、レコチョク、モバフォ!にて配信。
映画『唐山大地震 -想い続けた32年-』は03月26日より全国公開