ファースト「ガンダム」とリンク!往年のガンダムファンも来場した「機動戦士ガンダムUC」初日舞台あいさつ
5日、アニメ「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 3 ラプラスの亡霊」の初日舞台あいさつが新宿ピカデリーにて行われ、監督の古橋一浩、ストーリーの福井晴敏、そして声優の内山昂輝(バナージ役)、藤村歩(ミネバ・ザビ役)、東地宏樹(ダクザ・マックール役)、下野紘(タクヤ・イレイ役)が登壇した。
映画『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 3 ラプラスの亡霊』写真ギャラリー
シリーズ3作目となる本作ではネオ・ジオン残党軍につかまった主人公バナージの脱出劇が展開。物語もいよいよ佳境に入り、主人公バナージを演じる内山は「大人と交流しぶつかっていって、自分がどうしていくべきか苦悩する瞬間が多い。苦悩しつつも前に進むバナージを見てほしい」とバナージの成長をアピール。そんなバナージに道を示すダグザ役の東地も「ファーストガンダムのアムロも大変だったけどバナージも大変。そこで成長していくバナージが見られるのが面白みでもある」としみじみと語り、演じる時は「高倉健さんをイメージしました」と明かしその渋さで会場を沸かせていた。
一方、ヒロイン・ミネバ役の藤村はヒロインの恋心に共感しつつも「(三角関係の展開に)昼ドラみたい?」とポロリと発言して会場は爆笑。バナージのクラスメート・ダクヤを演じた下野にいたっては「タクヤの出番が減ってきて……」と監督に恨み節をぶつけるも、そこでまさかの終了時間となり、登壇者もつい爆笑の渦に巻き込まれていた。
この日はファーストガンダムとリンクする本作ともあり、昨年公開し女性ファンの目立った「機動戦士ガンダム00(ダブルオー)」とは異なり、会場は往年のガンダムファンが多く集結。一般販売用DVD&ブルーレイは発売を延期したものの、劇場では先行発売となる劇場限定版Blu-rayが無事発売され、手にしたファンは内容とともにほくほくした雰囲気でこの日を楽しんでいた。
本作は「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」シリーズのアニメーション化第3弾。「ラプラスの箱」をめぐる争いで主人公バナージがネオ・ジオン残党軍につかまるという窮地に立たされ、スリリングな脱出劇とし烈な戦いを繰り広げる様子を映し出す。メガホンを取るのは、前2作と同じく古橋一浩。主題歌を歌う人気歌手CHEMISTRYの「merry-go-round」にも注目だ。
アニメ「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 3 ラプラスの亡霊」は新宿ピカデリーほかにて公開中 4月7日に DVD&ブルーレイが一般販売開始