アメリカのAflac、CMのアヒル声優の日本の震災ジョークに怒ってクビ
日本でも人気のあるAflacのアヒルだが、アメリカのCMでアヒルの声を演じているコメディアンのギルバート・ゴットフリードが日本の震災をジョークのネタにツイートしクビになった。
ギルバートはディズニー映画『アラジン』シリーズでオウムのイアーゴを演じており、独特の声質で知られるコメディアン。彼はツイッターで「日本はものすごく進歩した国だ。海に行かなくとも海のほうがやってくる」などとつぶやき、不謹慎だと非難されている。彼の発言を受けて米Aflacは、「日本の震災に対するギルバートのコメントはユーモアが欠如したもので、Aflacの考えや気持ちを代弁するものでは決してありません。Aflacジャパン、ひいては日本全土はAflacファミリーの一員であり、この困難な時に、われわれは深い同情と気遣いでいっぱいです」と声明をだしている。
ギルバートのツイートはすでに削除されているが、ヒップホップ・アーティストの50セントも「重大な事態だぞ。ロス、ハワイ、日本からオレの女たち全員を避難させなきゃならなかった」とツイートしたほか、脚本家でプロデューサーのアレック・サルキンも、「日本の大地震を気の毒に思っている人は『真珠湾の死者数』でネット検索してみろ」とツイート。しかし、翌日にはこの発言を謝罪し、「昨日の報道死者数は200人。今日は1万人。心無いツイートをしたことを謝るよ」とつぶやき、前日のツイートを削除している。