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障害のある息子を持つSPEED今井絵理子、震災での障害者の方の誘導方法をブログで紹介

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今井絵理子オフィシャルブログ elly offical web site(スクリーンショット)
今井絵理子オフィシャルブログ elly offical web site(スクリーンショット)

 聴覚障害のある息子、礼夢(らいむ)君(6歳)と歩んだ6年間が日本テレビ系で放映され大きな反響を呼んだSPEEDのメンバー、今井絵理子がブログで障害者の方の避難マニュアルを公開している。

 このマニュアルはすでに公開されたものを今井がブログで公開しているものだが、障害のある子どもを持つ親として注目を集めている今井だけに今井のブログで公開する意味は大きい。

 今井のブログによると、避難時に視覚障害者の方の誘導をするときには、「肩や腕を貸す形で、半歩前を歩いてください。方向を示す時は、時計の針の位置で伝えて下さい。 (例えば、時計の文字盤による方向は、右は3時、左は9時、正面は12時と考えます。)」と具体的に説明。

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 また、聴覚・言語障害者の方を支援するときは、家に来られても、音や声ではわからないことを明記。その場合「懐中電灯などで照らしてください。障害を持った方々には、笛を吹いたりして知らせます」と対応を紹介している。

 身体障害者・肢体不自由者(車椅子など)の方の支援方法については、家が住めないような状態や火事にならない限り、在宅で過ごす人が多いと思われるため、水や食料の配達を呼びかけている。

 精神障害者・知的障害者の方の場合は、パニックに陥っているときは、「『大丈夫』『安心してください』や、『助けに来たよ』と声をかけ、安心・落ち着かせてあげてください。現在の場所にいることが危険な場合は、避難場所など、安全な場所まで連れて行ってください。解りやすく簡単な言葉を使ってください。 話は短く切って、一問一答のように確認しながら言ってください」と呼びかけている。

 そして障害者の方とコミュンケーションをとるときは、筆談(ひつだん、紙に書いて伝える)と読話(どくわ)が有効だと示し、筆談については「筆記用具がなければ、相手の手のひらに指先で文字を書いたり、空間にゆっくりとひらがなで字を書きながら口を大きく開いて話しかけてください」と紹介。読話については、「障害を持つ方の顔(正面)を見て、口を大きく開いてはっきりとゆっくり話しかけてください。ラジオの情報を伝えてください。避難所で食事の配給などの音声情報が入りません」と伝えている。

 健常者にはなかなか障害者の方の不便は気がつきにくいもの。避難のときは相手の立場にたって助け合いをしていきたい。

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