大津波シーンで幕を開けるクリント・イーストウッド監督『ヒア アフター』が上映中止
ワーナーブラザースはクリント・イーストウッド監督の感動作『ヒア アフター』本編内に、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震を連想させる場面があるという理由から、日本での上映中止を決定した。現在本作のオフィシャルサイトにも上映中止の告知が掲載されている。
本作の冒頭には、2004年にインドネシア・スマトラを襲った大津波に登場人物が巻き込まれるという場面がある。ワーナーブラザースは、この場面が今回の震災被害を連想させ、このまま本作の上映を続けることは適切ではないとして、上映中止を決定したようだ。この決定は、ハリウッドレポーターをはじめ、各海外メディアでも報じられている。
本作は、2月19日から日本全国291スクリーンで公開され、週末興行ランキングで初登場2位を記録していた。