レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ、来日中止!「私の心からの思いと祈りは日本の皆様とともにあります」
1970年代を代表するロックバンド、レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジが、4月に予定されていた来日をイギリス政府の自粛勧告に従い、キャンセルしたと長崎県美術館が発表した。ジミーは、同美術館で開催中の「スウィンギン・ロンドン50’s-60’s」のスペシャルトークイベントに出席する予定だった。
「スウィンギン・ロンドン50’s-60’s」は、ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フーなどがデビューした時代のファッションや映画などを通じて、当時のライフスタイルを探ろうとする展覧会。ジミーは、ギター、そしてステージ衣装を特別出品しており、4月3日のトークイベントにもゲストとして出席する予定だった。
だが、現在の日本の状況を鑑みてイギリス政府が発令した自粛勧告に従い、ジミーは渡航を断念。同美術館のオフィシャルサイトには「このたびの訪日を断念せざるを得なくなったこと、とても残念に思います。この決断を下すことは、とても難しいものでした」と始まるジミーからのコメントが掲載されている。ジミーは震災発生後も来日を強く希望していたといい、「私の心からの思いと祈りは日本の皆様とともにあります。皆様の困難な状況が速やかに復旧されることを固く信じています。スウィンギン・ロンドン展の主催者の方々、そして長崎の皆様に衷心よりお詫び申し上げます。出来るだけ早い機会に皆様にお目にかかれるよう願っています」と早い時期の来日を約束している。(編集部・福田麗)
「スウィンギン・ロンドン50’s-60’s」は4月3日から5月22日まで長崎県美術館にて開催