「スター・トレック」のミスター・スポックが引退を撤回!『トランスフォーマー』新作でセンチネル・プライム声優に
テレビドラマ「スター・トレック」でミスター・スポックを演じ、映画『スター・トレック』でも未来のスポックを演じていたレナード・ニモイが、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、マイケル・ベイ監督のタッグで描くSFアクション超大作シリーズ第3弾の映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』でセンチネル・プライムの声で出演するとエンターテインメント・ウィークリーが報じた。
同作は、主人公サムと宇宙の戦士トランスフォーマーのオプティマス・プライムやバンブルビーに対し、悪のトランスフォーマー集団ディセプティコンが彼らの前に立ちはだかる最終決戦を描く。レナードが演じているのは、オートボットのリーダー、オプティマス・プライムの前任者であるセンチネル・プライムで、すでに公開されている予告編では、地球の宇宙船員により月で発見される彼の姿を確認することができる。劇中、センチネル・プライムは、消防車にトランスフォームすることになる。
レナードは、かつてアニメ版「トランスフォーマー:ザ・ムービー」でガルバトロンの声を担当していたこともあり、シリーズ第2弾の『トランスフォーマー/リベンジ』では、同作の脚本家がニモイに声の出演オファーをしていたが断られたとされている。しかしながら今回は、レナードの妻スーザンがベイ監督の叔母であることもあり、親族が集った際に、ベイ監督が直接オファーをしたようだ。2010年4月に俳優引退を表明していたレナードだったが、この度のベイ監督の申し出に対し「光栄な話だ、私は復帰するよ!」と快諾。レナードの参加により、オプティマス・プライムの祖先センチネル・プライムという威厳あるキャラクターが誕生しそうだ。映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』は、2011年7月29日に日本公開予定。(南 樹里)