パリス・ヒルトンをコカイン所持で起訴した検察官 コカインを買った疑いで逮捕されて退任
昨年コカイン所持の疑いでパリス・ヒルトンを起訴した検察官が、今度は自分自身がコカイン所持の疑いで逮捕された。
パリス・ヒルトン出演映画『ティーンエイジ・パパラッチ』写真ギャラリー
ラスベガス・レヴュー・ジャーナルによると、47歳のデヴィッド・チャールズ・シューベルトは3月20日にラスベガスの道端でコカインを買っているところを警察官に目撃され、逮捕されたとのこと。麻薬特別捜査班の一員でもあるデヴィッドの逮捕を聞いたラスベガス地方検事は、「麻薬を取り締まる立場にいる人間がコカインを使っている可能性があると知り失望した」とコメント。デヴィッドは停職処分を受けていたが、先日退職届を提出し、退任したとWENNは報じている。
逮捕後、保釈金を支払い自宅に戻っているらしいが、5月には共謀罪とコカイン所持の罪で出廷しなければならない。彼に起訴されたパリスやブルーノ・マーズは司法取引で罰金と社会奉仕活動を行っており、おそらくデヴィッド本人も司法取引を行うことが予想される。
デヴィッドの逮捕後、レーダー・オンラインにインタビューされたパリスの母親キャッシー・ヒルトンは、元検事補の逮捕は皮肉だと語り、「彼のような立場にいる人間は世間の手本であるべきです」とコメントしながらも、法廷で有罪の判決が出るまでは無罪であり、自分は他人の行動を批判することはしないと断言。マスコミに絶えず取り上げられたり、叩かれたりしているヒルトン家の一員としては、公平に成り行きを見守りたいとの考えを明らかにした。(澤田理沙)