シュワちゃんがスーパーヒーローになる「ガバネーター」 2013年には3D映画として公開
元米カリフォルニア州知事、アーノルド・シュワルツェネッガーをモデルにしたスーパーヒーローの活躍を描くテレビアニメシリーズ「ザ・ガバネーター」の詳細が4月4日にカンヌで行われた国際テレビ番組・デジタルコンテンツの見本市MIPTVで発表され、テレビアニメとコミック本の展開だけでなく、長編3D映画として公開されるとハリウッド・リポーターなどが報じた。現在動画投稿サイトYouTube上には、本作の予告編もアップされている。
アーノルドが発表したところでは、本プロジェクトは、まず同名のコミック本の出版からスタートし、その後アニメーション化されたアーノルドの容姿と、彼の声を持つスーパーヒーロー「ザ・ガバネーター」が悪と戦う全52話のアニメーションシリーズを2012年の後半をめどに放送・配信する予定だという。また、本作のプロデューサーを務めるアンディ・ヘイワードは、本作は3Dの長編映画も製作することになっており、2013年に公開される予定だとデッドラインに語った。
現在約3分間にわたる「ザ・ガバネーター」の予告編が動画配信サイトYouTube上にアップされており、自宅地下に設けられた秘密基地から、最新鋭のスーツに身を包み、ターミーネーターばりの? サングラスを掛け、バイクにまたがりながら悪者を退治するガバネーターの勇姿を確認することができる。この予告編には、アメリカの有名トーク番組「ラリー・キング・ライブ」の司会者、ラリー・キングが声優としてカメオ出演しており、アーノルドによると、本編では多くの著名人がゲスト声優として登場する予定ということだ。
予想以上のビッグプロジェクトとして展開されていくことになりそうな「ザ・ガバネーター」だが、ファンとしては俳優としてスクリーンで活躍する彼の姿を早く観たいところ。アーノルドは「カメラの前に戻ることになる」と実写映画の世界に戻ってくることを約束。近いうちに新しいプロジェクトを発表すると発言したようだが、詳細は語らなかったという。(編集部・入倉功一)