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南明奈がプライベートで被災地へ 下着など4,500着の支援物資と共に

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プライベートで支援活動を行った南明奈
プライベートで支援活動を行った南明奈

 “アッキーナ”の愛称で親しまれているタレントの南明奈が、先月31日にプライベートで東日本大震災の被災者が避難生活を送る福島県福島市と宮城県名取市の避難所を訪れ、支援活動を行っていたことがわかった。南は下着、Tシャツ、くつ下など合わせて4,500着の支援物資を持参し、配布と共に握手やサインなどを通して被災者を励ました。

 南は4月2日付けの自身のオフィシャルブログで、仕事が休みであった3月31日に避難所を訪れたことを報告していた。関係者によると、子どもや自分と同年代の若者を中心に、少しでも元気になってもらえたらという南の思いから今回の支援活動が行われたという。当日朝4時ごろに南をはじめ事務所スタッフなど総勢5名で被災地へ向けて出発。まず、福島県福島市にあるあづま総合体育館へ。その後、宮城県名取市の名取市立第二中学校を訪れた。

 抜群のスタイルからモデルとしても活躍する南は、ティーンエイジャーのあこがれの存在でもある。そんな南が大震災で心に傷を負った若者の精神的ケアのために自ら行動を起こした。南は被災地で不足しているものを事前に調べ、自身の私物やファッションディレクターを務める「MiiA」のTシャツ、上野の問屋街で3~4日かけて集めた下着やくつ下など、計4,500着にも上る支援物資を被災者へ届けた。握手やサインにも気軽に応じ、それまで著名人が訪れることがなかったという避難所の方々に「ありがとう」と声を掛けられた。

 当初、自分が訪れることで迷惑が掛からないかという不安な気持ちをブログに吐露していた南だが、困難な避難生活を送る被災者に逆に元気づけられるほどに温かく迎えられた。南は「みなさんの笑顔が見れてよかった」と思いをつづっている。東日本大震災から1か月がたとうとしているが、原発問題がいまだに解決を見ない被災地の方の思いは計り知れない。そんな中でも南のような行動は、復興支援の一つとして日本全体を励ます力になるはずだ。(編集部・小松芙未)

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