「ヤバい経済学」が映画化!大相撲・八百長問題はデータで証明されていた!?最高に“ヤバい”ドキュメンタリー映画日本公開決定!
大相撲の八百長問題にも触れるドキュメンタリー映画『ヤバい経済学』が、5月に劇場公開されることが明らかになった。本作は「常識の裏側にあるホント」をわかりやすく解説した同名ベストセラー書籍の映像化作品。昨年公開された製作国アメリカで大ブームを巻き起こした同作が、ついに日本に上陸する。
ドキュメンタリー映画『ヤバい経済学』は、経済学者のスティーヴン・D・レヴィットとジャーナリストのスティーヴン・J・ダブナーによる400万部を誇る大ベストセラー同名書籍を映像化。難しいイメージのある経済学を、イラストなどを用いてわかりやすく表現したエンターテインメント作品だ。
中でも注目なのは、まさに今日本で問題となっている大相撲の八百長に関するエピソードが含まれている点。本作では、大相撲の八百長問題をデータで証明する場面が登場する。常識の裏側にある真実を「目からウロコ」のエンタメ経済ムービーとしてわかりやすく描く本作だが、ほかにも不動産屋さんが自分の家を売るコツや、子どもは親に付けられた名前で人生が決まってしまうのか、ニューヨークで1990年代に犯罪が激減した驚きの理由など、興味深いテーマが取り上げられ独自の理論が展開する。
また、高校生に対して賞金で成績が伸びるかを実験するなど、モラルに欠けると批判されてしまいそうな場面も登場。いろいろなテーマをばっさりと斬り、ポップな映像とテンポの良いストーリーテリングで仕上げた本作に、いつの間にか引き込まれてしまう人も多いはず。メガホンを取るのは、映画『「闇」へ』でアカデミー賞ドキュメンタリー長編賞を受賞したアレックス・ギブニーをはじめ、映画『スーパーサイズ・ミー』のモーガン・スパーロック、映画『ジーザス・キャンプ ~アメリカを動かすキリスト教原理主義~』のレイチェル・グレイディ&ハイディ・ユーイング、セス・ゴードン、ユージーン・ジャレキ。多彩な監督がタブーともいえる題材に、ユーモアも交えながら鋭く切り込むところが見どころの一つとなっている。(編集部・小松芙未)
映画『ヤバい経済学』は5月28日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開