『カーズ2』に歌舞伎と相撲をモチーフにした新キャラクターが登場 白塗り＆着物にチョンマゲ＆マワシがチャーミング？
日本から物語が始まることが明かされているディズニー/ピクサー最新映画『カーズ2』に、歌舞伎と相撲をモチーフにした新キャラクターが登場することが明らかになった。すでに本作からは「シュウ・トドロキ」というボンネットに日の丸を掲げたキャラクターが発表されており、彼らがどんな活躍を見せるのかが気になるところだ。
今回発表された新キャラクターは、歌舞伎ダンサー「オクニ（仮）」と、チョンマゲ＆マワシがどことなくキュートな力士姿の「キングピン・ノブナガ（仮）」「ピニオン・タナカ（仮）」。それぞれ日本の伝統文化をモチーフにしており、これが世界初公開となる。
「オクニ（仮）」は白塗りの顔（ボディー？）とカラフルな着物を身に付けており、日本の東京にある歌舞伎シアターにいるという設定のキャラクター。扇子や頭に差したかんざしなど、見事に勘どころをつかんでおり、どんな歌舞伎パフォーマンスを披露してくれるのか楽しみだ。一方で、「キングピン・ノブナガ（仮）」「ピニオン・タナカ（仮）」はチョンマゲを結ったようなルーフに、後輪近くまで垂らしたマワシがポイント。「キングピン・ノブナガ（仮）」は幸運の紫のマワシを、「ピニオン・タナカ（仮）」は緑色がかった青のマワシをつけており、土俵上の相手をいかくするのだという。
第1作が公開されて以来、多くのファンが再会を待ち望んでいた天才レーサー、ライトニング・マックィーンとおんぼろレッカー車メーターのコンビが世界に飛び出し大活躍する本作。ピクサー設立25周年記念作品ということもあってか、製作陣のこだわりが微に入り細にうがっていることは今回発表された新キャラクターを見るだけでも明らか。前作に引き続き監督を務めるジョン・ラセターと、本作で共同監督を務めるブラッド・ルイスのタッグは、それこそマックィーン＆メーターにも負けず劣らずの名コンビに違いない。（編集部・福田麗）
映画『カーズ2』は7月30日より全国公開