映画『RAILWAYS』第2弾、主演の運転手役に三浦友和!舞台もキャストも一新!!
2010年5月に公開され、40代、50代男性の圧倒的な支持を集め、50万人を動員する異例の興行成績を記録した映画『RAYLWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』のシリーズ第2弾の主役を、三浦友和が務めることが発表された。島根県を走る一畑電車を舞台に、大手家電メーカーを突然退職し、子どもの頃に夢見ていた運転士になる49歳の男を、中井貴一が演じ上げた前作。舞台もキャストも一新する今作では、三浦が、富山地方鉄道を舞台に、1か月後に定年退職を迎える42年間運転士を勤めてきた男・滝島徹にふんするという。
前作で、息子の三浦貴大が俳優デビューを飾った縁がある三浦は、今回の主役への抜てきに「前回のRAILWAYSが持つ美しさを損なわないように、挑みたいと思います」と意気込みを語っている。長年連れ添ってきた1組の夫婦の物語でもある今作で、重要な役どころとなる三浦演じる徹の妻・佐和子役には、余貴美子が起用された。三浦は「余貴美子さんとのガップリの共演は心から待ち望んでいたことで、本当に楽しみです。期待してください」と余との共演で、今作への自信も高まっているようだ。一方の余も、「三浦友和さんとは映画の中で結婚式を挙げたことがありますが、今回は長年連れ添った夫婦を演じるのをとても楽しみにしています」と三浦との共演に、喜びのコメントを寄せている。また、余は「不思議と訪れる機会に恵まれなかった富山で、じっくり映画に取り組めるのがうれしいです」と語っており、すでに物語の舞台である富山の魅力にも魅せられているようだ。
『RAILWAYS』第2弾では、1か月後に定年を控えた富山地方鉄道の運転士・徹と、良性ではあったががん検診で再検査となったことをきっかけに自分の人生を見つめ直す妻・佐和子という人生の岐路に立った夫婦の姿を描く。製作総指揮、監督、脚本には、前作にも携わった阿部秀司、蔵方政俊、小林弘利、ブラジリィー・アン・山田が名を連ねた本作。2人の娘役には小池栄子、富山地方鉄道の新人運転士役に中尾明慶、佐和子が始める在宅緩和ケアの仕事で出会うがん患者役に吉行和子と物語を彩る役者陣もそろっている。また、富山県出身の西村雅彦、立川志の輔も、地元で紡がれる物語に、彩りを添えるという。舞台もキャストも一新して描かれる、前作とはまったく異なる鉄道を舞台につづられる新たな人生の物語に注目したい。
映画『RAILWAYS 2(仮題)』は2011年12月全国公開