「ナース・ジャッキー」のイーディ・ファルコ、ブロードウェイの舞台で絶賛 主役のベン・スティラーを食う
テレビドラマ「ナース・ジャッキー」のイーディ・ファルコがブロードウェイで絶賛されている。
イーディはベン・スティラー、ジェニファー・ジェイソン・リーと共演する舞台「ザ・ハウス・オブ・ブルー・リーヴス(原題) / The House of Blue Leaves」がブロードウェイで開幕。主演はベンだが、イーディの演技が高く評価され、主役を食ってしまったようだ。
同劇は、動物園の飼育係で作曲家の卵であるアーティが、統合失調症の妻バナナスと愛人バニーとの生活を必死にやりくりしようとするストーリー。ベンがアーティを、愛人バニーをジェニファーが演じ、統合失調症の妻をイーディが演じている。オープニング翌日の批評では、ニューヨーク・タイムズ紙が、「ひどい劇の中で、イーディが観客をくぎづけにする演技をみせた」と絶賛。ウォール・ストリート・ジャーナルも「主演はイーディ・ファルコだ」と批評している。
ブロードウェイはどんなに名のある俳優が出ていても興行成績が振るわなければすぐにキャンセルされる厳しい世界。先日も映画『ローズ家の戦争』のキャスリーン・ターナーが主演する舞台が開幕からわずか8公演で打ち切られたばかりだ。イーディの力で同舞台が千秋楽を無事に迎えられることが期待される。(澤田理沙)