ビンラディン死去、映画『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー監督の新企画『キル・ビンラディン』に影響が!
映画『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー監督が、国際テロ組織アルカイダの最高指導者ウサマ・ビンラディンを題材にした映画『キル・ビンラディン(原題) / Kill Bin Laden』を企画していたが、計画変更を余儀なくされていると複数のサイトが報じている。
ビグロー監督は、オスカー作品となった映画『ハート・ロッカー』でも組んだ脚本家のマーク・ボールとともに、米軍が国際テロ組織アルカイダの最高指導者を捕らえるミッションに失敗した脚本を準備していた。しかしながら現実世界で米軍によるミッションが成功した今、何かしらの改変を思案しているようだ。大幅に焦点を変えるべきか否かの話し合いが行われるという。
ハリウッドでは同じ題材による、元CIA工作員ゲーリー・バーンスタインの体験を基にした映画『ジョーブレーカー(原題) / Jawbreaker』の企画も進行中。なおかつ、これを機に来週にはあまたの企画が浮上すると見られている。名作を生み出すビグロー&ボール組の企画が、それらの企画につぶされることがなきよう願いたい。
なおビグロー監督とボールは、このほかにもジョニー・デップとトム・ハンクスを起用する予定の、麻薬密売取引を題材にした映画『トリプル・フロンティア(原題) / Triple Frontier』を進めているとされる。(南 樹里)