女優マリリン・モンロー着用のドレスが約2,800万円で落札！　アンジー着用の衣装をはるかに超える金額に

　映画『お熱いのがお好き』『七年目の浮気』などに出演し、今なおハリウッド映画におけるセックス・シンボルの代名詞である女優、マリリン・モンローさんが着用していた黒いドレスが、米ビバリーヒルズで開催されたオークションで34万8,000ドル（約2,784万円）という高値で落札された。（1ドル80円計算）

　ハリウッド・リポーターによれば、このオークションは、アメリカのオークション業者「ジュリアンズ・オークションズ」が主催したもの。胸元が大きく開いたVネックが特徴のモンローさんのドレスは、モンローさんが1958年にビバリー・ヒルズ・ホテルで開催されたカクテル・パーティーで着用していたもので、当初2万ドル（約160万円）から3万ドル（約240万円）の値段がつくものと予想されていた。しかし、ふたを開けてみれば、その予想をはるかに上回る金額で落札されることとなり、モンローさんが、その死から50年近くがたとうという現在も、注目を集める存在であることを証明した。

　このオークションには、7,040ドル（約56万3,200ドル）で落札された、今年3月に亡くなった大女優エリザベス・テイラーさんが1963年の映画『クレオパトラ』で使用した玉座や、1,792ドル（約14万3,360円）で落札された、アンジェリーナ・ジョリーが『17歳のカルテ』で着用した衣装、先日男の子を出産したアリシア・シルヴァーストーンが『バットマン＆ロビン/Mr.フリーズの逆襲』で着用し、1万2,800ドル（約102万4,000円）の値がついたバットガールの衣装など、新旧ハリウッドスターの記念の品が多数出品されていたが、モンローさんのドレスはダントツの落札額となった。（編集部・入倉功一）