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ジェニファー・ハドソン、仙台を訪問!亡き家族への思いを初めて語り、日本にエール!

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仙台のラジオ番組に出演したジェニファー・ハドソン
仙台のラジオ番組に出演したジェニファー・ハドソン

 「日本に元気と勇気を届けたい!」と約4年ぶりの来日を果たした米歌手で女優のジェニファー・ハドソンが、18日、宮城県仙台市を訪問し、地元ラジオ局の生放送に出演した。映画『ドリーム・ガールズ』で2006年、第79回アカデミー賞助演女優賞を受賞し、一躍スターとなったジェニファーだが、2008年に母、兄、甥の3人が義兄により殺されるという凄惨な事件を経験。この日出演したラジオの生放送では、今まで一度も語ることがなかった亡き家族についても言及し、日本に向けてエールを送った。

 Date fmの番組「J-SIDE STATION」に出演したジェニファーは、多くの外国人が日本から離れる中、来日を決めた理由について聞かれると、「遠くから見ていることと、実際にその場に行くということは大きく違うと思います。日本は今、復興途中のとても大変な時期だと思ったので、わたしが行くことで逆に迷惑をかけてしまわないかと悩んだけれど、それでもやっぱり日本のために何かしたいと思い仙台訪問を決めました」と回答。自身がつらいときは、亡くなった家族の言葉を思い出して心の支えとしていることを明かし、「兄はいつもわたしに『くよくよするな! 前を向いてがんばれ!』と言っていたので、きっとわたしがくよくよしていたら天国の兄が悲しむだろう……そう自分に言い聞かせて毎日を生きるようにしています」と肉親を一度に失った経験のあるジェニファーに伝えることができる精一杯のエールを、被災地の方々に向けて届けてくれた。

 その後、ジェニファーは最新アルバム「アイ・リメンバー・ミー」のタイトル曲「アイ・リメンバー・ミー」を生歌で披露。「アイ・リメンバー・ミー」は、ジェニファー自ら「自分の人生を歌った曲」と語る楽曲。大きな悲しみを乗り越え、前へ進もうと必死に生きるジェニファーの切なくも強いメッセージが、ラジオを通して仙台の空に響いた。(編集部・島村幸恵)

ジェニファー・ハドソン最新アルバム「アイ・リメンバー・ミー」初回生産限定盤【CD+DVD】(税込み:3,150円)、通常盤(税込み:2,310円)は発売中

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