ザ・ザ・ガボールが病院に搬送後昏睡状態に 夫が認める
今年1月、右脚に壊疽(えそ)の危険があり、右足を切断した女優のザ・ザ・ガボールが、緊急手術のために搬送された病院で昏睡状態に陥ったと、夫のフレデリック・フォン・アンハルトがTMZ.comに認めた。
ザ・ザは、今月の初めには重度の肺炎のためUCLAメディカル・センターで処置を受けており、今週月曜日に退院、その直後の出来事だった。フレデリックによると、ザ・ザは、最近体内に挿入された栄養管を原因とする、胃の感染症を処置する緊急手術のため、火曜日にロサンゼルスの病院に搬送された。その後、翌日の午前2時を境に昏睡状態に陥り、反応を示さなくなったという。ザ・ザの昏睡状態は現在に至るまで続いているようだが、詳細は明らかになっていない。
パリス・ヒルトンの大叔母にあたり、今年94歳になったザ・ザは、昨年7月にベッドから転倒して股(こ)関節の手術を受けて以来、壊疽(えそ)の危険があることから、右脚を切断。その後自宅療養中に吐血するなど、ことあるごとに病院に運ばれる状態となっていた。また、代理人がエンターテインメントウイークリーに語ったところでは、エリザベス・テイラーさんの死去の知らせも、彼女の健康状態を悪化させていたという。
3月には、右脚に続いて左脚を切断する必要も出てきたが、本人がこれを拒否、フレデリックは、その場合の1年以内の生存率は50パーセントしかないとしている。最期は病院ではなく、自宅で過ごしたいと希望していたというザ・ザ。昏睡から回復し、自宅に戻れることを祈りたい。(編集部・入倉功一)