『マイティ・ソー』戦士ソーのムキムキ肉体美がスゴイ!ナタリー・ポートマンの目もハートの27歳のナイスガイ!
映画『スパイダーマン』や『アイアンマン』でもおなじみのマーベル・スタジオ初の3Dアクション大作『マイティ・ソー』で、主人公の戦士ソーを演じた新星クリス・ヘムズワースが劇中、見事なムキムキの筋肉美を見せている。
映画『マイティ・ソー』は神の世界の最強戦士として活躍してきたものの、あまりの強さが傲慢(ごうまん)な性格へと転じ、人間界へ追放されてしまったヒーロー、ソーの物語。身勝手な超オレ様キャラクターだったソーが、人間界での生活や人間たちとのふれあいを通し、謙虚な心と真の正義に目覚めていく成長ドラマでもある。
並みいる主役候補を退けてソー役に抜てきされたクリス・ヘムズワースは、オーストラリア出身の27歳。『スター・トレック』の主人公ジェームズ・T・カーク(クリス・パイン)の父、ジョージ・カーク役などでも知られている。オーストラリア出身のハリウッド俳優と言えば、『X-MEN』シリーズなどで完璧な筋肉美を披露しているヒュー・ジャックマンをはじめ、最近では『アバター』のサム・ワーシントンらの屈強な肉体にも注目が集まっているところだが、新星クリスのボディーも絶賛に値するもの。『マイティ・ソー』の劇中には、ナタリー・ポートマン演じる天文学者ジェーンの前で、見事な上半身を惜しみなく披露するシーンもある。
その気になる肉体はアメリカの最強ボクサー、マイク・タイソンをイメージして「ほとんど鶏肉しか食べなかった」という徹底した食生活と4か月にわたるトレーニングの末に作り上げられたもので、その均整の取れた胸筋、上腕二頭筋、腹筋にはお堅い女性学者を演じるナタリーも思わずドギマギ&にんまり。本作を観る全女性の心情を代弁しているとも言うべきナタリーの反応を受け、「えっへん」とでも言いたげな笑顔を満足気にチラ見せするクリスの細かいオレ様ぶりも一層チャーミングだ。
さらに、クライマックスでは自慢の肉体を駆使した迫力アクションを披露。マーベル・コミックの創業者スタン・リーも「クリス・ヘムズワースは見るからにヒーローそのものだ」と太鼓判を押す彼の最強ヒーローぶりがムキムキ筋肉共々じっくりたっぷり堪能できる。とは言え、単なるマッチョ自慢のいかついアクションスターに留まらず、時折見せる優しげな笑顔とジェントルな雰囲気、さらには低いトーンのセクシーボイスもクリスの持ち味。ボディーよし、笑顔よし、声の色つやよしのイケメン大型スターの登場に、日本の女性たちも心躍らされるはずだ。(竹田杏子)
映画『マイティ・ソー』は7月2日より全国公開予定