ニコラス・ケイジ、要精神鑑定の息子の事件が主演作と似ている?母親も「全部ニコラスのせい!」
俳優ニコラス・ケイジの息子ウェストンが先日レストランで暴れて精神病棟に現在入院しているが、その事件が、ニコラスが主演を務める最新映画『デビルクエスト』の出来事に似ていると話題になっている。同作には、何かに憑依されたかのように悪態をつく少女が登場するが、彼女の行動が今回のウェストンとそっくりなのだ。また、母親のクリスティーナ・ファルトンは「全部ニコラスのせい!」と発言している。
レストランで突然暴れ出したウェストンは、訳のわからないことを罵っていたところを元軍人のトレーナーに押さえられ、現在は精神鑑定が必要とのことで、精神病棟に収容中。それでこの件はそのまま収束するかに思われたが、ウェストンの母親でニコラスの元恋人のクリスティーナが「全部ニコラスのせい! あんな父親さえいなければ!」とニコラスがドラッグ中毒だったことを非難するコメントを発表したことで、再燃しつつある。
家庭内の事件として片付けられてしまいそうな事件ではあるものの、この一連の騒ぎが、ニコラスの主演映画『デビルクエスト』のストーリーに似ているとネットを中心に話題となった。魔女狩りをテーマにした同作には、信じ難いパワーや謎の力で暴れまくる少女が登場。周囲からは魔女として忌み嫌われている彼女は「お前たちは地獄に落ちるのだ!」と悪態をつくなど、今回のウェストンに似た行動をとっている。偶然ではあるものの、映画『エクソシスト』などに代表される悪魔つきといった事例もあるだけに、気味が悪いことには変わりない。
映画では、旅の仲間を次々と危険にさらされていく中、少女が本当に魔女だったのかどうかがストーリーの大きなポイントとなっている。現実の事件に関しては、ウェストンの精神鑑定が行われてみないと何とも言えないものの、先日は父親ニコラスもドメスティック・バイオレンス容疑で逮捕されるという騒ぎもあり、父子そろって世間を騒がせていることだけは確か。先日、結婚式を行ったばかりのウェストンがどうして今回のような行動に至ったのかはいまだ謎に包まれているものの、妻とけんかしたことがきっかけになったのでは、と一部では報じられている。(編集部・福田麗)
映画『デビルクエスト』は7月30日角川シネマ有楽町ほか全国公開