TVアニメ「NOIR」、サム・ライミ監督による実写ドラマ化が正式始動!
サム・ライミ監督による日本のアニメーション「NOIR (ノワール)」実写ドラマシリーズ化プロジェクトが正式に始動することになったとデッドラインが報じている。
「NOIR (ノワール)」は脚本家の月村了衛原案による、2001年4月から9月までテレビ東京で放送されたテレビアニメ。たぐいまれな戦闘能力を持つ二人の女性が暗殺ユニットを結成。裏社会で数々のミッションをこなしていき、その中で利害を超えた信頼関係を築いてゆく。実写版は、ライミ監督と彼の『死霊のはらわた』以来のパートナーで人気歴史ドラマ「スパルタカス」でも共同で製作総指揮を務めているロバート・G・タパートが企画していたもの。昨年秋の時点で製作の可能性は報じられていたが、この度「スパルタカス」を放映したケーブルネットワークのStarzによって正式に製作が許可されたようだ。
パイロット版の脚本は「スリープ・ウィズ・ミー 情欲の果て」などテレビ映画の製作やテレビドラマの脚本を手掛けたスティーヴ・ライトフットが執筆し、プロデューサーにはライミ監督とロブ以外に『アーマード 武装地帯』のジョシュア・ドーネンなどが名を連ねているという。デッドラインによれば、シリーズ全体で何エピソードのドラマになるのかは、まだ決定していない。
映画『DRAGONBALL EVOLUTION』が製作され、『AKIRA』の実写映画化企画が取りざたされているハリウッドにおいて、今度は日本アニメーションの実写ドラマ版製作の知らせ。その出来にはファンから不安の声があがりそうだが、日本のアニメーションに造詣が深く、コミック原作の『スパイダーマン』シリーズを成功させたライミ監督が手掛けるとなれば、内容にも期待が持てそうだ。(編集部・入倉功一)