ブルース・リーさんの博物館を香港に立てる計画が再び頓挫!
映画『燃えよドラゴン』や『ブルース・リー/死亡遊戯』などで世界中で人気を博したカンフースター、ブルース・リーさんの博物館を香港に立てる計画が、再び頓挫してしまったことがウォール・ストリート・ジャーナル紙によって明らかになった。
これは約2年前に香港政府とブルース・リーさんが住んでいた家の現在の所有者リン・ユー・パン氏が、モーテルとなっていたブルース・リーさんの二階建ての家をミュージアムに改築する予定でいたが、交渉が決裂してしまったようだ。
今回の件について香港政府は「我々の努力にもかかわらず、所有者のリン氏と改築するための同意に達することができなかった」とコメントを残している。
だが一部の報道によると、所有者のリン氏がミュージアムに自分のオフィスを作りたいと言っていることや、このほかにも理にかなわぬ要求をしたからだとも言われている。
当初、同博物館では遺品の展示、ドキュメンタリーの映像の公開、貴重なコレクションを展示する予定でいた。ブルース・リーさんの家が現在モーテルになっているのも驚きだが、彼の偉大な功績を正しい形で残してあげたいものだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)