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韓国映画『オールド・ボーイ』ハリウッド版で、スパイク・リー監督がメガホン?

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スパイク・リー監督
スパイク・リー監督 - Shareif Ziyadat / FilmMagic / Getty Images

 2003年の韓国映画『オールド・ボーイ』のハリウッド版企画で、スパイク・リー監督が監督候補に挙がっていると、映画ニュースサイトの「Twitch」が報じている。

 オリジナルはパク・チャヌク監督のヒット作で、2008年、スピルバーグ監督とウィル・スミスによってハリウッド版の企画が進んでいたが、リメイク権の問題がこじれ製作が中止となった。スピルバーグ監督とウィルはチャヌク監督のオリジナルをリメイクするのではなく、原作となった土屋ガロン嶺岸信明による漫画「ルーズ戦記 オールドボーイ」を基にする予定だったが、版権獲得がうまくいかず、結局この企画から降りている。

 新たなハリウッド版企画がどのような形で進むのか詳細は明らかではないが、リー監督がメガホンを握ることになれば、ウィル・スミスの出演はないだろうと予想されている。リー監督はかつて、ウィルが出演した2000年の映画『バガー・ヴァンスの伝説』について痛烈に批判したことがあるためだ。この映画は人種差別が通常に行われていた1930年代のアメリカ南部、ジョージア州を舞台にしており、マット・デイモンが伝説のゴルファー役、ウィルがそのキャディーを演じているが、リー監督はボストン・グローブ紙で、この時代、現実には黒人男性は「あちこちで去勢され犯されていた」「そんなことが起こっているなかで、マット・デイモンにスイングを教えようなんておかしいだろう?」とウィルの役柄について厳しいコメントを寄せていた。

 一方で、同サイトでは今回のハリウッド版の脚本をウィルの出演作『アイ・アム・レジェンド』のマーク・プロトセヴィッチが担う予定とも報じており、ウィルとの関連が完全に絶たれているわけではないようだ。(竹内エミコ)

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