「ウルトラQ」秘話語る「ウルトラマンナイスの部屋 in 2011 夏」ニコニコ生放送!あまりの人気にレギュラー化の予感!?
8日、株式会社円谷プロダクションにてウルトラマンシリーズ誕生45周年とDVD「総天然色ウルトラQ」の発売を記念して、ニコニコ生放送「ウルトラマンナイスの部屋 in 2011 夏」の収録が行われた。同時間帯には日本テレビ「金曜ロードショー」でジブリ映画『魔女の宅急便』が放送されていたものの、2万人以上の視聴者と4万件以上のコメントが寄せられる大成功に、スタジオのスタッフも大喜びだった。
映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』場面写真
同番組は、MCにウルトラマンシリーズきってのレアキャラ、ウルトラマンナイスとマグマ星人を起用し、非常にゆる~く進行をする、ファン垂涎(すいぜん)の番組。前回放送から1年半以上経つとあって、生放送が行われるニコニコ動画上では、開始前から3,000人の視聴者が見守るなど、熱い注目の中で番組はスタートした。
まずは「ウルトラQとはなんぞや?」と当時を振り返るコーナーから始まり、「ウルトラQ」で佐原健二、西條康彦に続く主演3人組の紅一点、江戸川由利子を演じた女優・桜井浩子のトークや、アンケートも実施。再生される動画にリアルタイムでコメントを付けられる「ニコニコ動画」だけに、ファンの書き込みで画面が埋め尽くされる場面もあるなど、盛りだくさんの90分強となった。
「ウルトラQ」は今年、ハリウッドの最新デジタル技術でフルカラーとなり、DVD「総天然色ウルトラQ」として復活。桜井は、撮影当時衣装は自前だったと明かし、「私服のまま行って、私服のまま撮影したの。白黒なので、特にこだわっていませんでした」とモノクロ時代を感じさせるエピソードを告白。カラーライズにあたり、上がってきた映像の試作を見て、ピンクの衣装をブルーに直したいきさつを語り、「最初ピンクで色があがってきたけど、青に直したの。ゆりちゃんはセクシーじゃないのよ」とキャラクターのイメージにまつわるこだわりも明かした。
その後も桜井の子どものころの写真や、貴重な水着ショットも公開されると、またも「かわいい」という文字が画面を埋め尽くして桜井を赤面させる場面も。番組の最後はカネゴンも登場し「きっとまた新しい感動に会えるよ!」とアピールすると、小銭を食べる怪獣だけに「ぼられそうww」「小銭せびられそうwww」などとファンも書き込みで大喜びさせていた。
この日、番組では最終的に2万人以上の視聴者、4万件以上のコメント書き込みが寄せられ、アンケートでは視聴者のおよそ88パーセントが満足。「『ウルトラマンナイスの部屋』をレギュラー放送にしてほしい?」では96パーセントが「YES」と答えるなど、圧倒的な人気をほこり、もしかしたらレギュラー化の予感も感じさせる(!?)熱いウルトラマンナイトとなった。(取材・文:中村好伸)
DVD「総天然色ウルトラQ」は 2011年8月26日にBOX1、2012年1月27日にBOX2がブルーレイボックス(税込み:31,500円)& DVDボックス(税込み:22,050円)で発売。また、特典つきのプレミアムBlu-ray BOX(税込み:各36,750円)も受注受付中