井上真央、NHK連続ドラ「おひさま」で1年ぶりの安曇野でロケ 「おひさま」撮影もあと1か月
女優の井上真央が主演を務めているNHK朝の連続テレビ小説「おひさま」が、物語の舞台でもある信州・安曇野でロケを行い、1年ぶりの安曇野ロケとなった井上真央以外は本作で今回初めての安曇野ロケとなった高良健吾、串田和美、樋口可南子が美しい安曇野の風景や物語について現地で語った。
この日、撮影されたのは、昭和25年丸山家の一同が安曇野の陽子(井上真央)の実家を訪ねる途中、皆で夢を語りながら談笑するという第21週第124回の(8月25日放送予定)シーン。
そば屋に嫁ぎ激動の昭和を明るく生き抜くヒロイン陽子を演じている井上真央は、「ここは緑がきれいで風も気持ちよく、そばの花がきれいに咲いてとてもうれしいです。昨年の8月にクランクインしたときにそばの花をみて、約1年ぶりにまたやってきて、季節を通して長野で撮影できることがうれしいです。長野の皆さんは特によく『おひさま』をご覧いただいていると聞いていますが、声をかけていただいて、本当にありがたいです。撮影はあと1か月ちょっとですが、この家族とこうして一緒にがんばっていきたいので、最後までよろしくお願いします」と撮影が間もなく終了することも明かした。
また、井上演じる陽子の夫、和成を演じる高良健吾は、3月にクランクインして、初めてのロケ参加になるが、「ロケだと景色もあるし、ロケでしか感じられない感情、ここでこそできる気持ちがあると思います。さっきこの場所で撮影しましたが、セットではできない気持ちがここではできるのを感じたので、自分自身もロケに来られてよかったです」とロケで演技にも変化が出てくることを明かした。
「おひさま」は、過去に同ドラマシリーズ「ちゅらさん」も手掛けた人気脚本家・岡田惠和の書き下ろしによるオリジナル作品で、信州・安曇野と松本を舞台に戦争をはさんで、日本人が生き抜いてきた昭和という激動の時代の中で、人々をおひさまのような明るい希望で照らす、ひとりの女性のさわやかな一代記。日本食、そばが人々をつないでいく。放送は、2011年4月4日~10月1日の全156回。(情報提供NHK 文:編集部・下村麻美)
NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」はNHK総合ほか放送中