リドリー&トニー・スコット兄弟が製作総指揮!「ある1日」で世界がつながるソーシャル・ネットワークムービー!
世界中の人々がそれぞれ過ごした2010年7月24日という日を1本のドキュメンタリー映画にまとめるプロジェクト「LIFE IN A DAY」から生まれた作品が、プロジェクト発足からちょうど1年となる今月24日に日本初公開される。リドリー・スコットとトニー・スコットの兄弟が製作総指揮を務めた同作は、すでに世界中の映画際で上映されており、評判も上々。劇場公開は8月下旬を予定している。
映画『LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語』は、世界中の人々が2010年7月24日に撮影・投稿した動画を編集し、1本のドキュメンタリーにまとめた画期的なソーシャル・ネットワークムービー。YouTubeとのコラボした同企画には、世界192か国からのべ8万本の作品が寄せられた。時間に換算すると実に4,500時間超にもなる映像群の中から選ばれた332組342人の動画が、同じ日、もしかしたら同じ瞬間に起こったかもしれない出来事として、さまざまな人の日常を伝えてくれる1本の作品として完成した。
投稿された映像の中には、思いを寄せる女性にふられたアメリカ人男性や世界中を自転車で旅する韓国人男性、7月24日が満月の日だったのでヴィシュヌ神に供え物をするバリ島の女性のものも含まれており、どれもがすべて同じ日に撮影されたとは思えないほどの多様性に富んでいる。日本からは、4歳の一人息子と暮らす日常をとらえた、東京在住のカメラマン・相川博昭さんの投稿動画が最終的に採用された1本となっている。
製作総指揮には、リドリー・スコットとトニー・スコットの兄弟は、監督にはオスカー監督のケヴィン・マクドナルドを迎えた本作は、今年1月のサンダンス映画祭で初披露された後、ベルリン国際映画祭ほか世界中の映画祭で上映。ドイツ、イギリスではすでに6月より一般公開されており、アメリカでも7月末より、ここ日本でも8月下旬からの公開が予定されている。日本では、それに先立つ7月24日に上映イベントも開催される見込みだ。(編集部・福田麗)
映画『LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語』は8月下旬より全国公開