JAXAから生中継!三上博史、役者魂が強すぎてブチギレも!?「反省しています」
俳優の三上博史が13日、主演する連続ドラマW「下町ロケット」の撮影現場であるJAXA(宇宙航空研究開発機構)筑波宇宙センターからUstream生中継を行い、寄せられた視聴者からの質問に生で答えた。またこの日はJAXAエンジン研究開発グループ主任開発員の黒須明英さんも参加し、三上と笑顔を交えながら対談を行った。
連続ドラマW「下町ロケット」は、池井戸潤の同名小説の原作を基に、宇宙への夢を紡ぐ人々の葛藤を描くWOWOWのオリジナルドラマ。元研究員で今は小さな町工場を経営する主人公・佃航平を三上が演じている。かつては研究者としてロケット開発に携わっていたという役柄上、専門用語が多いセリフには三上も苦労しているようで、「とにかく台本を読んで読んで、体に入れるしかない」と隣にいる黒須さんを見ながら語り、本作の台本を監修している黒須さんも「普段われわれが使っている言葉が出てきますからね」と三上をねぎらった。また、現在も続いている撮影について「チームでやっていることなので、いい空気感でやりたい。でも少しズレてくるとブチキレちゃうんですよね(笑)。反省しています」と本気で挑んでいるからこその熱い思いを激白。役者魂をにじませた。
そして、30分の生中継中に寄せられた質問は120件にのぼり、特殊な今回の役づくりについて問われた三上は「恥ずかしい話なんですけど、いつも役づくりは特にしないんですよ。逆に僕を消していくというか」と独自の方法を明かす。また「宇宙に行けるとしたら何をしたい?」との質問に「行けるだけでいい!」と力強く答えた三上。時おり大きな声を上げて笑い、最後には黒須さんとガッツリと熱い握手を交わし、JAXAからの特別な生中継を楽しんでいる様子だった。
本作は、小さな町工場が取得した最先端特許をめぐる戦いを描く社会派ヒューマンドラマ。三上ふんする佃と相対する大企業の宇宙航空部・部長を渡部篤郎、特許裁判のスペシャリストとして佃を支える弁護士を寺島しのぶが演じ、そのほか池内博之、光石研、水野美紀、古谷一行、田村亮ら実力派が脇を固めている。そんな本作は、宇宙航空研究開発機構・JAXAの協力のもと制作されているため、本格的な描写が楽しめる作品となっている。(編集部・小松芙未)
連続ドラマW「下町ロケット」は8月21日よりWOWOWにて毎週日曜よる10:00放送(初回無料放送、全5話)