マリリン・モンローの全長8mの巨大な彫刻がシカゴに登場!
映画『紳士は金髪がお好き』や『お熱いのがお好き』などで知られる永遠のセックス・シンボル、マリリン・モンローが出演した『七年目の浮気』のワンシーンをもとにした巨大な彫刻が作られ、シカゴで披露されたことがシカゴ・サン・タイムズによって明らかになった。
これは、ニュージャージー州出身のアーティスト、セワード・ジョンソンが造った彫刻”フォーエバー・マリリン”という作品で、映画『七年目の浮気』でマリリンのスカートが地下鉄の通気口でまくれてしまうというシーンをモチーフにしているそうだ。全長は約8mで、ツアーリスト等が見上げるような高さになっている。
映画『七年目の浮気』は、ブロードウェイの舞台を映画化した作品で、そのストーリーは、ニューヨークの出版社に勤める中年のリチャード(トム・イーウェル)は、妻と息子がバカンスに出かけ、1人でアパートに居ると、偶然にも上階に若いブロンド美女(マリリン・モンロー)が間借りしているのを知る。浮気心がうずいたリチャードは彼女を家に招待するが、思わぬ展開が待ち受けていたというコメディ作品で、マリリン・モンローとは相性の良かったビリー・ワイルダーが監督していた。主演のトム・イーウェルは、この作品でゴールデングローブ賞の主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞している。
わずか36歳という若さで亡くなったマリリンだが、死後40年近くになるが、未だにその輝きは色褪せないようだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)