キューブリックやサム・ライミも描いた英雄「スパルタカス」の物語が再度映画に!12万人の戦いが描かれる!?
故スタンリー・キューブリック監督やサム・ライミ監督などによって映像化されてきた、古代ローマ帝国を相手に戦った実在の英雄「スパルタカス」の物語が、再び映画館のスクリーン上で描かれることになると米の映画製作会社GK Filmsが発表した。
スパルタカスは、古代ローマ時代に実在した人物。闘技場で見世物としての殺し合いを強いられる剣闘士奴隷であったが、真の自由を求めて古代ローマ帝国に反旗を翻し、紀元前71年から73年にかけ、奴隷たちを率いて戦った。キューブリック監督による1960年のスペクタクル映画やサム・ライミ監督が製作総指揮を手掛けた海外ドラマなど、数々の映画やドラマとして映像化がされている。
GK Filmsが同社のオフィシャルツイッターで配信した内容によると、製作予定の映画は、スパルタカスに焦点を当てるものの、フィクションによる誇張を避け、より歴史的な事実にそった作品になるとのこと。脚本は、ザック・スナイダー監督の歴史スペクタルアクション『300 <スリーハンドレッド>』のマイケル・B・ゴードンが手掛ける。監督などはまだ決定していないようだが、7万人の剣闘士と5万人の奴隷たちを率いた戦いを描くということで、壮大な戦闘シーンを作り出せる実力を持った監督を抜てきする必要がありそうだ。
巨匠キューブリックやライミ監督によって、全米でブームとなるほどの視聴者を獲得したライミ監督のドラマ版、また、『300 <スリーハンドレッド>』、『グラディエイター』などの名作スペクタクルにどこまで匹敵する作品となるのか、12万人の戦いがスクリーンで描かれるのを、楽しみにしたい。(編集部・入倉功一)