エイミー・ワインハウスさんが亡くなった家 リハビリ用チャリティの本部に
エイミー・ワインハウスさんが亡くなったノース・ロンドンの家が、リハビリ用チャリティ、エイミー・ワインハウス基金の本部になる予定だという。
エイミーさんの死後、家の周りは花束などで埋もれ、訪れるファンもあとを絶たないという。父親のミッチ・ワインハウスは、娘のようにリハビリが必要な若い人の治療のために予算を組むよう英政府に呼びかけているが、エイミー・ワインハウス基金とミッチが行おうとしているチャリティ活動は別のものらしい。「困った状況にある子ども、病気の子ども、子ども用のホスピスなどを含めてもいい」とミッチはコメントし、自分のように子どもを失った悲しみをほかの親に味わわせたくないようだ。
レーダー・オンラインによると、ミッチとエイミーのレコード・レーベルのユニバーサル、マネージメント・チームが話し合った結果、家をチャリティ本部にすることで合意したとのこと。関係者によると、家を売ることも考えたらしいが、エイミーが亡くなった家だから購入を希望する人がいる可能性もあり、それは避けたかったようだ。将来的に売ることはあるかもしれないが、しばらくは困った人々を助ける場所となるようだ。シングルとして発売されるトニー・ベネットとエイミーさんのデュエット曲の売り上げは、エイミー・ワインハウス基金に寄付されると発表されている。(澤田理沙)