ディズニー、現代版「シンデレラ」企画を進行中!『プラダを着た悪魔』脚本家&『わたしを離さないで』監督が参加か
ディズニーが企画を進めている現代版「シンデレラ」の監督を映画『わたしを離さないで』のマーク・ロマネクが務めるかもしれないとDeadline.comが報じている。同作は、ディズニー映画『アリス・イン・ワンダーランド』同様、原作を基に、新たなストーリーを展開させた作品で、脚本を映画『プラダを着た悪魔』のアライン・ブロッシュ・マッケンナが担当している。
現代版「シンデレラ」はディズニーが大ヒットを記録した映画『アリス・イン・ワンダーランド』を踏まえて企画したもので、原作に忠実に映像化するのではなく、古典を現代的な解釈で新たにとらえ直そうとする試みの一つ。メリル・ストリープとアン・ハサウェイが共演を果たした映画『プラダを着た悪魔』のアライン・ブロッシュ・マッケンナが手掛けた脚本を、ディズニーが数百万ドルで買い取ったことも話題になった。『プラダを着た悪魔』もニューヨークを舞台にした現代版「シンデレラ・ストーリー」といえる作品だっただけに、そのアラインが改めて原典の「シンデレラ」に挑戦した本作に懸かる期待は大きい。うわさでは、政略結婚をさせられそうになる王子がシンデレラと出会うところから始まる物語になるという。
Deadline.comによると、メガホンを取るのは、現在のところ、映画『わたしを離さないで』のマーク・ロマネク監督が最有力候補。これまではロビン・ウィリアムズ主演の映画『ストーカー』など、サスペンス色の強い作品を手掛けてきているだけに意外な人選だが、まだ正式決定には至っていないため、ここから別の監督が候補に挙がってくる可能性はある。
ティム・バートン監督とジョニー・デップが組んだ映画『アリス・イン・ワンダーランド』は、誰もが知っている「アリス」の世界の数年後をバートン監督持ち前のイマジネーションで描き、ここ日本でも大ヒットを記録した。ディズニーは中国を舞台にした「白雪姫」の映画化企画も進行させており、今後は古典を踏まえた映画化作品が多くなりそうな様子。かつてディズニーがアニメーション化した『シンデレラ』を今度はどのように再構築するのか。続報に期待したい。(編集部・福田麗)