ウィル・スミス、リメイク版『ミクロの決死圏』に主演か ジェームズ・キャメロン製作のSF超大作
ウィル・スミスが、1966年公開の映画『ミクロの決死圏』のリメイクに主演するかもしれないとハリウッド・リポーターが報じている。また、ジェームズ・キャメロンがプロデュースすると見込まれている同作は、映画『ナイト ミュージアム』シリーズのショーン・レヴィが監督するとみられていたものの、ここに来て、降板のうわさが出てきている。
映画『ミクロの決死圏』は、ミクロの大きさになった科学者が人間の体内に入り込んで治療を行うさまを描いたSFアドベンチャー。宇宙や海底といった外にある未知の領域ではなく人間の体内を舞台にするという逆転の発想もさることながら、手に汗握るストーリー展開や第39回アカデミー賞を受賞した視覚効果は観るものを引き込むはず。リメイク版は、2009年ごろからキャメロンが3D映画として製作することになると報じられていた。
オリジナルのスティーヴン・ボイドなどにあたるメインキャスト陣は明らかになっていなかったものの、ウィル・スミスが主演を務める可能性が浮上。ほかはまだキャスティングの段階だというが、ハリウッドのドル箱俳優であるウィルが参加するということになれば、作品の規模が当初予定されていたよりも大きくなることは間違いなさそうだ。
だが一方で、監督を務めるとされていたショーン・レヴィが降板することになったとハリウッド・リポーターは報じており、これが事実ならば、撮影開始が先にずれこむことになる可能性もある。レヴィの前には、マット・デイモン主演の『ボーン・アイデンティティー』シリーズのポール・グリーングラス監督が候補に挙がっていた。現在のところスタジオ側から監督の進退について正式な発表はないため、続報が待たれるところだ。(編集部・福田麗)