ピクサー、2013年末と2014年に新作をリリース!恐竜ファンタジー&『カールじいさん』監督新作!
8月21日まで行われていたエクスポイベント「D23」にて、ディズニー/ピクサーが2013年末と2014年夏に新作をリリースすることを発表した。今回発表されたのはボブ・ピーターソン監督による恐竜ファンタジー映画と『カールじいさんの空飛ぶ家』のピーター・ドクター監督による新作だ。
ハリウッド・リポーターほか複数のメディアによると、今年6月よりうわさされていた2013年末全米公開予定のタイトル未定の新作は、『ファインディング・ニモ』で脚本を、『カールじいさんの空飛ぶ家』では共同監督を担当したピーターソンによる初の監督作品。恐竜絶滅の原因になったとされている隕石(いんせき)が衝突しなかった架空の世界を舞台にしたもので、ピーターソンが子どものころに見た万国博覧会が発想のもとになっているという。
また、今回初めて発表された2014年夏全米公開予定の新作は、映画『カールじいさんの空飛ぶ家』でアカデミー賞長編アニメ賞を受賞したのみならず、作品賞にもノミネートされたドクター監督の最新作。こちらもタイトル未定だが、脳の不思議に迫った作品ということで、これまでのピクサーにはなかった作品になりそうだ。
すでに来年6月に初の時代アニメーション『メリダとおそろしの森』を、2013年6月には『モンスターズ・インク』の続編『モンスターズ・ユニバーシティー(原題)/ Monsters University』を全米公開すると明らかにしているディズニー/ピクサー。今回の発表により、2013年には、初めて1年に2作の新作長編がリリースされることが確実になった。毎作品ごとにアニメーションに新たな地平をもたらしているディズニー/ピクサーが、次はどんなワクワクを与えてくれるのか、今から楽しみで仕方がない。(編集部・福田麗)