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向井理、母校・明治大学で特別授業!男子学生から「向井理みたいな顔になりたい」と言われ苦笑い!

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「この顔ですか?」(その顔ですよ!)-向井理
「この顔ですか?」(その顔ですよ!)-向井理

 7日、俳優の向井理が、自身の母校・明治大学で行われた主演映画『僕たちは世界を変えることができない。But,we wanna build a school in Cambodia.』のプレミア試写会で後輩の学生たちと質疑応答を行い、気さくなコメントを連発し会場を熱狂の渦に包んだ。この日はそのほか共演の松坂桃李柄本佑窪田正孝村川絵梨、原作者の葉田甲太が参加し、終盤には3人組ユニットRAM WIREが主題歌「歩み」を披露した。

映画『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』写真ギャラリー

 不満はなくとも物足りない日々を送る医大生が一念発起し、カンボジアの子どもたちのために学校を建設しようと奔走する姿を描く本作。募金活動を通して自分以外の世界を知り、不器用ながらも成長していく主人公の医大生・田中甲太(コータ)を演じた向井は、女子学生から「このような役柄を演じて人生観が変わったか?」と質問を受け、「カンボジアから日本に戻ってきたとき、風景が違って見えました。蛇口をひねればお湯が出るといったようなことを当たり前だと思っていた自分を、(カンボジアが)変えてくれました」と真摯(しんし)な表情で語った。また、ある男子学生から「向井さんのような顔になりたい」と言われると、「え、この顔ですか?」と一瞬びっくりしながら、「そのままでいいと思いますよ」と優しく語り掛けて本人を感激させていた。

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 また、コータのプロジェクトに参加するイケメン大学生・本田充役の松坂は「カンボジアで起きたことは教科書で知っていたけれど、実際に現地に行くとまた違って見えました。この映画を通して、自分で体験することの大切さに気付きました」とコメント。一方、コータが思いを寄せる看護学生・久保かおり役の村川も「わたしはカンボジアに行く役柄ではなかったけれど、真実を自分の目で確かめたくてカンボジアに行きました。現地の子どもたちのピュアな気持ちを、どこの国よりも強く感じました」とそれぞれがカンボジアへの思いを語り、若い俳優たちにとって本作への参加が実り多い経験になったことをうかがわせた。

 最後に向井は今後の映画公開に向けて「もちろんカンボジアに対するメッセージもありますけど、今日本人が置かれている現状や環境を、改めて見つめ直す機会を提供する映画になったと思います」と自信たっぷりにアピールして締めくくった。

 『僕たちは世界を変えることができない。But,we wanna build a school in Cambodia.』は、2008年に自費出版された葉田甲太による同名タイトルの体験記を基に、『同じ月を見ている』の深作健太が監督を務めた青春映画。(古河優)

映画『僕たちは世界を変えることができない。But,we wanna build a school in Cambodia.』は9月23日より全国公開

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