吉高由里子は酒豪!酒の席でからまれた証言続出!ハイボール3杯で「おい、ミッキー」と呼ばれてビックリ
19日、映画『ロボジー』の完成報告会見が品川プリンスホテル アネックスタワー5F プリンスホールにて行われ、無名の新人俳優・五十嵐信次郎として主演を務めたミッキー・カーチスをはじめ、吉高由里子、濱田岳、川合正悟、川島潤哉、ニュー潮風(ロボット)、矢口史靖監督が出席した。
これまでにも映画『ウォーターボーイズ』の妻夫木聡や映画『ハッピーフライト』の綾瀬はるかなど数々の人気若手俳優と組んできた矢口監督だが、本作ではヒロインを演じた吉高に「予想を上回る変態女優でした」と大絶賛。吉高は本作でロボットに本気で恋をしてしまう女子大生を演じており、とあるシーンでは矢口監督いわく、「鬼のような形相(ぎょうそう)」も披露。その様子を矢口監督は、「あの吉高さんは本当に恐ろしいです。テレビで放送できないくらい表情がすごくて、服を裏返しにしてもらったり、ボタンを掛け違えさせたり、髪の毛もボサボサ、顔もニキビだらけにメイクしたりしました。あんなひどいメイクも後にも先にもないでしょ」と吉高の女優魂に感心しつつ撮影を楽しんだ様子。
さらに、酒の席での吉高は酒豪だったといい共演者からは「まるで二重人格だった」(濱田)、「革のベルトでしばかれたことがあります」(川合)と吉高の豹変(ひょうへん)ぶりを告白。五十嵐も「飲んじゃうと全然変わっちゃうんだよ。飯食いに行って、最初は『ミッキーさん』だったのにハイボール3杯飲んだら『おい、ミッキー』だよ」と吉高の酒豪っぷりに驚きを隠せなかったそうだが、そんなぶっちゃけ話にも吉高は「みなさんのリップサービスだと思います。こんな盛り上げていただいて申し訳ないです」とにっこり笑って返す大物女優ぶりを見せた。
また、トレードマークだったロマンスグレーの長い髪や長いひげもバッサリと短く切り撮影に挑んだ五十嵐は、重量およそ20キログラムもあるロボット・ニュー潮風に入るという役どころ。「撮影時の気温はマイナス2度で、寒いのなんの。衣装合わせのときにロボットはミリ単位でぴったり体に合うようにデザインしていたので、中はタイツ一枚しか着れなくて寒かったよ」と73歳ながら体を張った撮影の苦労を振り返っていた。
映画『ロボジー』は、映画『ウォーターボーイズ』『ハッピーフライト』などで人気の矢口史靖監督が、ひょんなことから誕生してしまったロボット×頑固ジジイ“ロボジー”の騒動を描いた爆笑コメディー。弱小家電メーカーの3人組が新型ロボットの開発に失敗し、その場しのぎで中に頑固なじいさん(五十嵐信次郎)を入れてロボット博に出場したことから巻き起こる騒動を描く。(取材・文:中村好伸)
映画『ロボジー』は2012年1月14日より全国公開