チャン・グンソクと共演した肘井美佳、「牙狼」のヒロインに復帰!
ソウルマッコリのCMでチャン・グンソクと共演したことでも注目を集める女優の肘井美佳。24日、その肘井がヒロインを務めるアクション映画『牙狼 ~MAKAISENKI~』の舞台あいさつがシネリーブル池袋であり、久しぶりにヒロイン・カオルを演じることに「カオルは本当に幸せな人生を歩んでいる」と感無量の様子だった。この日は主人公の冴島鋼牙を演じる小西遼生と雨宮慶太総監督も登壇した。
最近では映画「AVN - Alien VS Ninja」などアクション映画での活躍が印象的な肘井だが、チャン・グンソクを前に顔を赤らめるマッコリのCMでお茶の間にも知られるところとなった。クリっとした大きな瞳に清楚なワンピース姿で登場し、ヒロインが戻ってきたことに満員の客席から「待ってたよ」コールが起こると感無量の様子だった。「ファンの皆様のおかげです。5年前にドラマシリーズをやっていて、ブランクの間もファンの方に『カオルちゃん』と声をかけられたりして、ずっと「牙狼」のことを考えていました。だから懐かしいという感覚はありません。前回には色々な方と関係を構築したので、これからまた絆を深めていきたい。カオルは本当に幸せな人生を歩んでいる」と感謝の意を述べた。
一方、劇中の硬派なイメージから「にやけてこないでね」と監督にくぎを刺されていたという小西は劇中の衣装と武器を携え登壇し「にやけちゃいけないからどうしようと思っていたら肘井から『今からお葬式。今からお葬式』と言われた」と舞台裏でのエピソードを明かした。肘井の天然なフォローの仕方に小西は「逆に笑ってしまうよ」ともっともな感想を述べると会場は大爆笑だった。
最後に雨宮監督は「今回の話は割と重たい内容になるかもしれないけど最後まで観ていただいて、もう一度観ていただけると印象が変わる。鋼牙とカオルのその後の話が根底にある話。二人の2ショットはなかなか撮れなかったのでそのシーンは僕が撮りました」とコメントすると客席から歓声が起こった。
本作は原作の雨宮慶太が総監督を務める特撮アクションドラマの最新作で斬新な特殊効果と独特の様式美が見どころ。心の闇に巣食う魔獣ホラーと彼らから人々を救うべく活躍する魔戒騎士「ガロ」の壮絶な戦闘を描く。(取材・文:池田敬輔)
「牙狼<GARO>~MAKAISENKI~」は10月よりテレビ東京系列にて放送。テレビ東京では10月6日深夜1:45から放送する。(初回のみ深夜2:05)。劇場ではシネリーブル池袋ほかにて先行公開中