イーストウッド×ディカプリオ『J・エドガー』日本公開決定!アカデミー賞最有力候補との呼び声も!!
クリント・イーストウッド監督とレオナルド・ディカプリオのタッグで話題の映画『J・エドガー(原題)』の日本公開が、2012年1月28日に決定した。アメリカ連邦捜査局(FBI)が発足した1924年から1972年にわたる48年間、半世紀にもわたりFBI長官を務めたジョン・エドガー・フーバーの半生を描く本作。映画『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞監督賞受賞経験を誇るイーストウッド監督のメガホン、映画『ミルク』でアカデミー賞脚本賞を受賞したダスティン・ランス・ブラックが脚本を務めた本作には、映画『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したジュディ・デンチも出演。全米では今年11月9日に公開予定で、アカデミー賞最有力候補との呼び声も高い。
主人公のジョンをレオナルド、ジョンの過保護な母親をジュディが演じたほか、ジョンの秘書ヘレン・ガンディーをナオミ・ワッツ、ジョンの右腕クライド・トルソンを映画『ソーシャル・ネットワーク』で1人2役で双子の兄弟を演じたアーミー・ハマーが演じた本作。レオナルド演じるジョンとアーミー演じるクライドは、同性愛関係にあったともいわれており、アメリカ本国では、二人のキスシーンが大きな話題になっていた。
『J・エドガー(原題)』では、飛行家チャールズ・リンドバーグの当時1歳8か月の長男が誘拐、殺害されたリンドバーグ愛児誘拐事件など歴史的事実を描きながら、カルビン・クーリッジからリチャード・ニクソンまで8代の米国大統領たちに仕え、FBIを今のような影響力を持つ巨大な組織へと発展させたジョン・エドガー・フーバーの秘密を描いていく。数々の名作を生み出してきたイーストウッド監督は、レオナルドとのタッグで、この実話にどのように挑んだのか? 高い評価を誇るイーストウッド監督とレオナルドがタッグを組んでいるだけに、期待は高まるばかりだ。(編集部・島村幸恵)
映画『J・エドガー(原題)』は2012年1月28日より全国公開