「デス・ロウ・レコード」の設立者シュグ・ナイトのドキュメンタリー映画をアントワーン・フークアが手掛けることに!
映画『トレーニング デイ』や『キング・アーサー』などでメガホンを取ったアントワーン・フークアが、ヒップホップレーベル「デス・ロウ・レコード」の設立者シュグ・ナイトのドキュメンタリー映画を手掛けることがComingsoon.netにより明らかになった。
アントワーン・フークア監督映画『キング・アーサー』写真ギャラリー
これは、アメリカのケーブルチャンネル、Showtimeが企画しているドキュメンタリー作品で、映画『シャッター アイランド』や『ブラック・スワン』などをプロデュースしたブラッドリー・J・フィッシャーが、アントワーン・フークアとともに制作を担当することになっている。
今回のドキュメンタリー作品についてブラッドリー・J・フィッシャーは「シュグ・ナイトの音楽業界での評判と権力を得る過程は、ある意味では伝説だ。そして、今でもエンターテインメントの世界を挑発し、神話が残されている。彼の名前は、多くの人々のリアクションを誘発するが、実際に彼のことを知っていると主張している人たちは少ない。そのため、今回アントワーン・フークアとともにShowtimeとパートナーとなり、多くの人たちが携わることさえ恐れていたこの素晴らしいストーリーを、観客に伝えられることに興奮しています」とコメントを残している。
シュグ・ナイトは、1991年にN.W.Aの旧メンバー、ドクター・ドレーとともに「デス・ロウ・レコード」を設立し、トゥパックやスヌープ・ドッグらを輩出した。だが、最も有名なのはショーン・コムズ率いるバッド・ボーイ・エンターテインメントとの対立や、トゥパックやノトーリアス・B.I.Gの殺害事件の関与などである。
実際にシュグ・ナイトとのインタビューも含まれるそうで、どのような作品ができるか期待したい。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)