スティーヴン・キング、「シャイニング」続編を執筆中と明かす!30年後のダニーを描く!
ジャック・ニコルソン主演で映画化され、今なお傑作ホラーといわれる『シャイニング』の続編小説を原作者のスティーヴン・キングが執筆中であることが明らかになった。同作は前作にも登場したダニーを主人公に据えたもので、前作の30年後が舞台になっているという。
現在のところは「ドクター・スリープ(原題) / Dr. Sleep」と呼ばれている続編の存在は2009年ごろからささやかれていたが、Deadline.com によると、先週末にジョージ・メイソン大学で行われたイベントで原作者のキング本人が存在を認めた。同会場ではキングによる一部朗読も行われ、続編では前作にも登場した小説家ジャックの息子で、超能力者でもあるダニーの30年後の姿が描かれている。
「シャイニング」はスティーヴン・キングが1977年に発表したホラー小説で、山奥のホテルに管理人としてやってきた家族に訪れる恐怖を描いた作者の代表作。1980年には今は亡きスタンリー・キューブリック監督が映画化し、主人公の小説家にふんしたジャック・ニコルソンの怪演は見事に観客を恐怖のどん底に突き落とした。1997年にはキング本人が製作総指揮・脚本を務めたテレビ映画も作られた。
映画化された作品でいえば、『グリーンマイル』『スタンド・バイ・ミー』もヒットを記録したが、、やはりキングの真骨頂は重厚な人間ドラマを絡めたホラー。とりわけ『シャイニング』は映画好きにもファンが多い作品だけに、今回の続編執筆のニュースは多くの反響を呼びそうだ。(編集部・福田麗)