元カリスマキャバ嬢・立花胡桃の自伝的小説が映画化!「映像じゃないと表現できない濡れ場に期待」
2日、新宿・歌舞伎町でNo,1キャバクラ嬢に登りつめ、現在はテレビコメンテーターなどで活躍する立花胡桃の自伝的小説「ユダ 伝説のキャバ嬢『胡桃』、掟破りの8年間」の映画化とヒロインオーディションの告知が都内で行われた会見で発表され、大富いずみ監督と共に出席した立花が、「ギラギラした思いのある人に来てほしい」とヒロインへのエントリーを呼び掛けた。
歌舞伎町が舞台の映画『麻雀飛翔伝 哭きの竜 外伝2』場面写真
そのルックスとは裏腹に、歯に衣着せぬ発言が特徴的な立花。原作の小説でも裏切りや欲望、性描写などが赤裸々に描かれているが、映画化のオファーを受けたときを振り返った立花は、「これまでも映画化のお話があったのですが、どれもお断りしてきたんです。ただ(監督の)大富さんはわたしに会う前に、実際に体験入店でキャバクラに行っていた。そこに今までの方とは違う熱意を感じ、いい作品になるだろうと思って快諾しました」と説明する。本作が監督デビューとなる大富監督は、それを受けて「身の程知らずにも体験入店しました」と笑顔を見せつつ、「観た方のおなかの底から、生命力がふつふつ沸いてくるような映画を作りたいです」と表情を引き締めていた。
本作『ユダ』のヒロインはオーディションでの募集となるが、自らが「成り上がってきた」と断言する立花の口から発せられる言葉はやはり厳しく、「有名無名問わず、この映画でヒロインになって『一獲千金をつかむ』とか『チャンスをモノにする』というギラギラした思いのある人に来てほしい」と野心や情熱が絶対条件であることを説明。その上で「やる気があれば、キャバ嬢でもニューハーフでも、タレントでもスポーツ選手でも学生でも、誰でもいい」と多くの人にチャンスを与えたい意向も明かした。
そして立花は、映画への期待として「映像でないとなかなか表現できない濡れ場。あと男の落とし方、危害を加えられそうになったときの対処法などを取り入れていきたいです」と不敵にほほ笑んだ後、「裏切り者」を意味する映画のタイトルにちなみ「映画だからこそ、原作で描けなかったものを描けると思う。原作にとらわれず、大胆で過激な映画にしてほしい。わたしすらも裏切るような映画になれば」と監督にエールを送った。
ヒロインオーディションの応募資格は18歳以上の女性で、プロ・アマ・演技経験は一切不問。一次審査となる書類選考はWEBもしくは郵送にて受付。詳細はオフィシャルサイト参照。(肥沼和之)
映画『ユダ』は2012年公開