『夢のチョコレート工場』のレナード・ストーンさん、88歳を目前に死去
ジョニー・デップ主演の『チャーリーとチョコレート工場』のオリジナル版『夢のチョコレート工場』でサム・ボーレガードを演じたレナード・ストーンさんが亡くなった。翌週には88歳の誕生日を迎えるところだったという。
サムは『夢のチョコレート工場』で、ガムをクチャクチャと噛むバイオレット・ボーレガードの父親サムとして知られる。リメイクでは、バイオレットは母親に付き添われていたが、オリジナル版では父親で、こちらも娘のワガママをなんとも思わず、同じくらい要求が多く、ウィリー・ウォンカを呆れさせていた。
同映画で、“あのバイオレットのパパ”としてアメリカでは知られているレナードさんは、テレビドラマ「L.A. LAW/7人の弁護士」「ヒル・ストリート・ブルース」「M*A*S*H」などにも出演。ピープル誌によると、1959年にはボブ・フォッシーのミュージカル「レッドヘッド」のジョージ・ポペット役でトニー賞にもノミネートされたとのこと。死因はがんだったという。(澤田理沙)