Berryz工房ももち、自分がかわいすぎるから「許してニャン!」と謝罪!!Berryz工房と℃-uteメンバーが制服姿で登場!!
9日、スペースFS汐留で映画『王様ゲーム』完成披露試写会が行われ、舞台あいさつに立ったアイドルグループBerryz工房メンバーの嗣永桃子が、劇中の自分が「かわいすぎる」ことに対し、「ゆるしてニャン」と謝罪した。またこの日は、主演の熊井友理奈と鈴木愛理に加え、それぞれが所属するBerryz工房(清水佐紀、徳永千奈美、須藤茉麻、夏焼雅、井友理奈、菅谷梨沙子)、℃-ute(矢島舞美、中島早貴、岡井千聖、萩原舞)メンバーが登場。さらに桜田通、佐藤永典、鶴田法男監督も出席した。
ハロー!プロジェクトのアイドルグループBerryz工房と℃-uteが総出演する本作。この日は、メンバー総勢12人が劇中で披露した女子高生ファッションに身を包み登場し、会場は華やかな雰囲気に包まれた。その中には、テレビ番組「めちゃ×2イケてるッ!」で企画された「AKB以外だらけの大運動会!」で注目を集め、近ごろは「自称・世界で一番かわいいアイドル」として人気急上昇中の嗣永の姿も。
まずは「井本祐子役のももちこと、Berryz工房の嗣永桃子で~す!」とブリブリのあいさつで、一気に会場の空気をつかんだ嗣永。さらに「今回は学校が舞台ということで、クラスメイト役のキャストさんとご一緒させていただいて、皆さんすごくかわいかったんですけど、わたしがいることで目立たなくなってしまったこと。それとお話が進むうちに、ももちが末梢(まっしょう)されてしまい、ファンを悲しませてしまうことになるので、ここで一言謝らせてください!」とまくしたて、「人をイラッとさせることでは誰にも負けないアイドル」として本領発揮。そして「鉄のハートを持つ」アイドルは、まったくひるむことなく、すかさず猫のようなポーズで「ゆるしてニャン!」と会場に謝罪すると、集まったファンの喝采を呼んだ。
また、本作で主演を務める熊井は、176センチの長身アイドル。スラッと伸びたモデル体型で、ほかのメンバーと比べても頭ひとつ飛びぬけている熊井に対して嗣永は、「熊井っちとももちは25センチ差なのに座高の高さは一緒」とコメントしさらに笑いを誘う。そんな熊井にとって本作は、映画『ほたるの星』以来、およそ8年ぶりとなる映画出演作。ひさびさの映画関して、「個人的にはプレッシャーとの戦いで、食欲がなくなるくらい緊張しましたが、スタッフや出演者の皆さんにアドバイスをもらって何とかやり遂げることが出来ました。いい経験になりました」と充実した表情も見せた。もう一人の主演を務めた鈴木は「ほかのクラスメイトの子とは少し違って異色のオーラを出さないといけない役で大変でした。原作では人気のある役だったので、イメージを崩さないように頑張りました」とコメント。主演を務めたプレッシャーから解放されたためか、二人とも晴れ晴れとした顔を見せた。
本作は、金沢伸明原作のケータイ小説の超人気シリーズを映画化したサスペンスホラー。「王様からの命令に24時間以内に従わなければ罰を与える」という内容の、謎のメールの差出人「王様」に翻弄(ほんろう)され、恐怖のどん底に突き落とされる高校生たちの姿を描く。(取材・文:壬生智裕)
映画『王様ゲーム』は12月17日よりシネリーブル池袋ほか全国順次公開