『ダークナイト』続編は前作の8年後が舞台!描かれるのはバットマンの死か?監督が明かす!
現在『ダークナイト ライジング』を撮影中のクリストファー・ノーラン監督がエンパイア誌のインタビューに応え、同作は前作『ダークナイト』の8年後が舞台になっていることを明かしている。
エンパイア誌によると、ノーラン監督は『ダークナイト ライジング』が『ダークナイト』の8年後が舞台になっていることを明言。「すべてはバットマン、そしてブルース・ウェインの物語の終わりについての物語になるだろうね。僕たちは今回、彼を危険な場所に追いやることにしたんだ」と設定だけでなくプロットについても言及すると、「(トム・ハーディ演じる)ベインは、バットマンにこれまでにないほどの試練を与えることになる。肉体的にはもちろん、精神的にもね」と明かしている。
思えば、ノーラン監督が手掛けた「バットマン」は、ジョーカーが登場した『ダークナイト』はもちろんのこと、第1作『バットマン ビギンス』でもブルース・ウェインの幼少期のトラウマがモチーフの一つになっているなど、肉体的なアクション以上に、精神的な彷徨(ほうこう)が大きな要素を占めていた。完結編では、ノーラン監督がそれをさらに突き詰めていくことになるのは間違いなさそうだ。
またノーラン監督が口にしている「物語の終わり」というキーワードは、すでに公開されている特報映像でもフィーチャーされており、どういった形で物語に終わりがもたらされるのかはファンならずとも気になるところ。単純に考えれば、バットマン=ブルース・ウェインの死が暗示されているようにも思えるが、果たして? 続報、そして来年夏の公開が楽しみで仕方がない。(編集部・福田麗)