歌手ジョージ・マイケルが肺炎で入院のため、ウィーンでのライブ2時間前にキャンセル
元ワム!のシンガーソングライター、ジョージ・マイケルが、現在行っているツアー「シンフォニア」のウィーン公演を、開始2時間前にキャンセル、さらに、今週末に予定されていたフランスのストラスブール、イギリスのカーディフでの2公演も延期すると、彼の公式サイトで発表された。
BBCニュースによれば、8月にプラハでスタートした本ツアーは、47公演予定されていた、マイケルの復帰ステージとも言えるツアーだった。最後のライブパフォーマンスと伝えられていた2008年のコンサート後、ドラッグを服用した状態で車を運転した罪で8週間の実刑を受けた後に、本ツアーが行われることが発表された。
5月にツアー告知の記者会見が行われた際、「最近のトラブルが過ぎ去って、再びエネルギーがみなぎってきているように感じる」と語っていたというマイケルだけに、病状回復後には、なんとしてでも公演の全日程をこなしてほしいと願うばかりだ。(鯨岡孝子)